好きなチームのアウェーゲームを応援しに、長野まで出かけてみる。

こんにちは。「きんきんきん。」という名前の者です。

10月17日・18日、サンロッカーズ渋谷は今シーズン初のアウェーゲーム。
相手は信州ブレイブウォリアーズ。サンロッカーズにとっては初めての対戦となる相手です。

10月上旬の時点では「まだアウェー遠征は早いかな…」と思っていたものの、結局、試合の5日前にチケットを購入。
思っていたよりも早く、アウェー遠征を解禁する形になりました。

実は昨年、ブレイブウォリアーズのホームゲームに行ったことがあります。（この時は長野市のホワイトリングが会場でした）
雰囲気も盛り上がっていて、ブレイブウォリアーズというチームも面白い。とにかく楽しかった印象しかなく、「いつかサンロッカーズのアウェー遠征で行きたい」と思うほどに。

その願いが現実になった嬉しさを感じながら、千曲市にあることぶきアリーナ千曲（更埴体育館）へと向かいました。

街と会場の雰囲気について

会場の最寄駅であるしなの鉄道・屋代駅に着いて驚いたのは、駅舎の中も外もブレイブウォリアーズに関するものがたくさんあること。

ホームには試合日程を知らせる掲示板があり、改札を抜ければチームロゴが描かれた玄関マットと顔はめパネル。駅舎の外に出れば、街灯に選手の顔が掲載された旗。

そして、会場までに向かう間に見たほとんどのお店に貼られている、ブレイブウォリアーズのポスター。
事務所もこの通りにあり、ブレイブウォリアーズのスタッフさんが営業を熱心にされていること、商店街の皆さんが協力的なことが伝わってくるようでした。

会場に着けば、試合開始3時間前の時点ですでに一定数のお客さんがアリーナグルメを堪能したり、グッズを物色したりしている様子。

アリーナの中にも外にもグルメのブースはあり、寒さに冷えた体に沁みるクラムチャウダーや、選手やマスコットの顔が描かれたせんべいなど種類も豊富。
箸袋に書いてあった優しい言葉にほっこりしながら、きのこご飯とタケノコの入ったおやきをいただきました。

定員の50%しか入れない制限はありますが、会場はブレイブウォリアーズのイエローTシャツを着た人がたくさんいて賑やか。
特に18日は、試合開始2時間前にチケットが完売。購入できずに帰った人もいたらしく、人気を感じました。

アリーナMCさんについて

ブレイブウォリアーズのアリーナMCを務めるのは三井順さん。
チームができた2011年からMCを担当されており、長野県の民放・SBCラジオでは県内スポーツ応援番組のパーソナリティも務めています。

ブレイブウォリアーズはホームゲームの楽しみ方として、アリーナグルメやチアリーダーと並べて三井さんを紹介しているほど。
それだけ存在感がある方なのです。

試合前にはアウェーファンである私たちにも会場に来たことへの感謝を伝えてくださったり、試合後には対戦相手・ファンへの敬意を言葉にしてくださったり。
そのMCぶりが心地良いのは、言動に色んな人たちへのリスペクトを感じるからなのだと思います。

リスペクトの気持ちはもちろんブレイブウォリアーズの選手にも向けられ、選手が登場すると立ち上がって拍手するほど。

なお、ヤン・ジェミン選手の登場に大きく手を振る場面も。その姿は、まるで空港で韓流スターの来日に沸く熱狂的ファンのようでした。

ヤン・ジェミンの登場にアリーナMCがただの熱狂的ファンになっちゃってるの、超ウケる😂#三井順 さん#信州ブレイブウォリアーズ pic.twitter.com/odeBzmP2KI

— きんきんきん。 (@kin__kinkin) October 18, 2020

試合の展開

肝心の試合は、リードを広げる場面もあった一方、ミスが立て続けに重なり相手ペースで進む時間もできるなど、これから戦う上での課題も見えた展開に。
終盤になるほどブレイブウォリアーズの気迫は恐ろしくなり、1日目の試合後に伊佐HCは「試合には勝ったがそれ以外は完敗だった」とコメントするほど。
それでも、17日・18日ともに勝つことができて一安心です。

ベルテックス静岡から期限付きで移籍しているムッサ・ダマ選手（ムース）にとっては、18日が最後の試合。最後の得点はムースとは行きませんでしたが、要所要所での活躍が光りました。

試合終了後、ムースは会場に来たベンチ裏のファンに向かって両手を掲げて拍手。
サンロッカーズファンの方が提案してくれた「Thank youボード」を掲げた人も多く（私もその一人）、ムースも気づいてくれたようでした。

長野のアウェー遠征を終えて

このご時世、サンロッカーズファンはどれくらい長野に来るのか気になっていましたが、想像以上に多くの方が来られていた印象。
大声で応援できない中、「ゴーサンロッカーズ！チャ・チャ・チャチャチャ」「ディーフェンス！」のリズムに合わせて手拍子をする人たちも。
サンロッカーズファンって熱いなあと、改めて思ったのでした。

そして実感したのは、アウェー遠征ってやっぱり楽しいな、ということ。
ブレイブウォリアーズの会場が楽しいことに改めて気づけたし、長野も自然が豊かでいい街。1泊2日では足りなくて、きっとまた行くことでしょう。

今後も引き続きアウェー遠征ができるかは不安定な状況が続きますが、遠征ができる時は、対策をきっちりやった上で楽しみたいと思います。

「きんきんきん。」という名前の者でした。ではまた。

※10月21日追記
ムッサ・ダマ選手は後に10月21日まで契約が延長され、ホーム・墨田区総合体育館で行われた試合までプレーしました。
残念ながらこの日は負けてしまいましたが、ダンクの場面もあるなど最後まで活躍。
ベルテックス静岡での活躍も願いながら、ムースへ大きな感謝を贈りたいと思います。