「宝塚歌劇団」と「週刊文春」等。何方もアカン。
先日、ラジオ📻をつけ、放送を耳🦻にしていると、宝塚歌劇団の25歳の団員が自死した件で、団員の遺族の代理弁護士が東京都内で記者会見を行い、再発防止や加害側の責任を追及する旨を要求したとのニュースが聞こえた。
その時思った事…宝塚は本来なら本気で、いま自分たちが何故、この団員自死の件で追及され続けるのか、その理由とか真の原因を彼等自身の中に見出す為のあらゆる努力を最優先すべきなのに、興行成績の下落を気にしてなのか、別の組でプログラムの公演を続けている。更に、あろう事か、劇団関係者が11月14日の記者会見で、だれが聞いても耳を疑う発表をした。
「自死した生徒に対するいじめは確認できず。
『嘘つき野郎』『やる気がない』といった発言はすべて伝聞情報」
?😮?
遺族側は「いじめがあった」と言っているが…
自死者の遺族と劇団との間に認識ズレ❓😔😮💨❓
この記者会見のニュースを聞き、直感。
ありゃ「臭いモノに蓋」の典型的な例だな…🙄🤔🤐🥱。
この25歳の宙組娘役の自殺で露呈した、宝塚歌劇団が抱え込んでいる構造的な悪しき諸問題。それに劇団側はマトモに真正面から向き合わず、興行に踏み切った(もっとも最近、劇団側から宙組の東京などでの公演は、12月あたりまで休止とのアナウンスがあったそうだが)。
劇団側の記者会見を見聞きした多くの人々からは、批判&非難の声が上がっている。
「わずか25歳で亡くなった生徒さんとご遺族に寄り添っていこうとしていない!」
「『働き方改革』よりも『興行収入が先』か!ふざけんな」
私的に要約すれば、上のような非難や批判が、宝塚歌劇団だけではなく、親会社の阪急電鉄にまで押し寄せてきている、とか…😞🥺。
自社が抱える構造的な問題が今回の不幸な一件で、誰の眼にも見える化して露呈したのに、上述のように劇団側は「臭いモノに蓋」を決め込んだ。何が何でも創立110周年を寿ぐべく、己の組織の構造改革よりもまず興行🎪を優先させたい、と言う訳なんだな😞。
そして、これは言って良いのかどうかわからないが…こういう組織体ほど、これから先は長くないと、私は思う。
己が抱える問題に真正面から向かわず、構造改革を怠るような組織体は、おのずと自浄能力が限りなく弱まり、やがて衰退へと向かっていくのが常だと考える。
そうではなく、一旦露呈した自己の諸問題に真っ向から取り組み、構造改革に手を打つならば、その組織の自浄能力は十分に発揮され、衰退の危機をものの見事に脱出し、これから先も生きながらえるだろう。
イジメとか罵倒とか、組織内に昔からそんな問題を抱えていたと陰では言われていたらしい宝塚歌劇団。歴史を辿ればかつてタカラジェンヌだった轟夕起子さん(1917〜’67)の時代も、劇団内部では ”ジェンヌ同士のイジメ” が横行していたそうではないか。轟さんはそのイジメの被害者であったそうな。
その頃から何ら対策も取らず、昭和時代の宝塚では「イジメ」も「指導」として受け止められていた。
然し時代は令和。最早そんな「指導」に名を借りた「イジメ」「虐待」は絶対に許してはならぬ時代に入っている。
歌劇団総体が、自分たちが昔から抱え込んで、悪化させてきたこの問題に真正面から取り組み、生徒一人ひとりがそれぞれ自分らしさを発揮しつつ、演劇人として舞台でのびのびと光り輝いてもらえる組織体に生まれ変わろうと自分から奮起し努力しない限り、衰滅の危機から永久に逃れられないだろう。
そしてそんな宝塚をチクチクというか、ブスブスというか、兎にも角にもつっつきまくる「週刊文春」もまた、歌劇団とは違った意味で「あかん」存在だ。
彼等はとにかく、取材対象のスキャンダルを何度もほじくり返して世間にタレ流す。
仮令その所為で、取材対象が「消滅」したとしても、自分等で責任を取ることはない。
「自分たちこそは悪を糾弾する正義の味方だ」と思いこんでいる節も十分にある。
然し、私は「週刊文春」(総じて、これを含むすべてのゴシップ専門誌)には報道の正義はおろか、言論の自由など語る資格のない「売文屋」でしかないと見限っている。
かつてどこかの文豪が言っていた
「雑誌なんて読むもんじゃない。頭が腐る」
見ると読みたくなる「美味しい」見出しで、読みたい人を引き付け、読む人の「頭を腐らせ」る、そんなゴシップ記事を満載している雑誌が、正義ヅラして問題の出た取材対象を叩きまくる。
が、もしその取材対象が「何の醜聞も問題もないまっさらな人や組織」だったら如何するのか。
大抵は禄に謝罪もしない。したとしても雑誌の片隅に本当に申し訳程度のちっこい「謝罪広告」を載せるだけ。コイツらは本気で謝罪などする気がないのだ、と見る人が見ればスグに見破られる。
賢明な読者は決して、ゴシップ満載の週刊誌などは買わないものなのだ。
ともあれ、宝塚も週刊文春なども、どちらも
「アカン」!
としか言えない。(この記事おわり)
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