【資格取得】全経 法人税法3級
全国経理教育協会が実施している、
「法人税法能力検定3級」の試験概要と取得方法について、
自分自身の経験もふまえて記載しておりますので、
ぜひ参考にしていただけたらと思います!
1.法人税法能力検定とは
以下、全経の詳細ページから引用です。
法人税の基本的な理解のために必要である
・企業内の税務処理
法人企業の中堅経理担当者として必要な、
・税務署への書類作成などの税務処理ができる知識
・実務での応用的税務処理 など
法人税に関する計算を問う検定試験
会計事務所のスタッフや企業の経理担当者として必要な、
法人税に関する基礎的な知識について学習をすることができます。
1-1.試験日程・受験料
例年、10月の最終日曜日と2月の第一日曜日に開催されており、
次回(第108回)は、2022年2月6日(日)に開催予定です。
受験料は、2,300円(税込)となり、
振込以外にクレジットカードでの支払も可能です。
1-2.受験申込について
申込期間は試験日の約1~2ヶ月前となっていて、
次回(第108回)は、2021年12月13日(月)~2022年1月10日(月)です。
インターネットでの申込となるので、個人での申し込みも容易です。
ただし、全体的な受験者数がまだまだ少ない影響か、試験会場の選択肢も少ないため、
申込開始後すぐに申込をしないと、希望の会場で受験できないこともありますのでご注意ください。
2.難易度
★☆☆☆☆(簡単)
試験としては過去問と同じ内容の問題が出題されるため、
事前準備をしていれば100%合格できます。
ただし、学習内容は実務に直結する内容となりますので、
丁寧に学習することをオススメします。
2-1.学習時間と学習方法
実際に要した学習時間としては、20~30時間ほどとなります。
基本的には過去問踏襲の試験となりますので、
事前に参考書を一通り流し読みして、
過去問を数回分解いていれば合格できます。
特に、
・受取配当等の益金不算入額の計算
・寄附金の損金不算入額の計算
・交際費等の損金不算入額の計算
・貸倒引当金繰入超過額の計算
・減価償却超過額等の計算
の解法については、完璧にしておいてください。
また、テキストや過去問題集はいくつか種類がありますが、
テキストは将来的に2級、1級とチャレンジすることを考えて、
過去問題集は使いやすさという面からこちらをオススメします。
2-2.オススメのテキスト
2-3.オススメの過去問題集
3.試験当日の持ち物
受験票、電卓、筆記用具、本人確認書類(運転免許証等)となります。
この中で、特に注意が必要なのは受験票です。
事前に受験票が郵送されることはなく、
受験申込ページから各自でダウンロードして印刷のうえ
当日持参することとなりますので、
試験当日に慌てることがないよう事前に準備をしておきましょう。
また、電卓については計算機能のみの電卓のみ持ち込み可能となります。
4.最後に
100点満点の70点合格となり、
合格の場合は後日合格証書が発行されます。
手軽に受験でき、実務に直結する試験となるので、
特に企業の経理担当者や、これから経理担当になりたい方は
ぜひ受験してみてください。