【資格取得】ファイナンシャル・プランナー(FP)3級
日本FP協会が実施している、
「ファイナンシャル・プランナー(FP)3級」の試験概要と取得方法について、
自分自身の経験もふまえて記載しておりますので、
ぜひ参考にしていただけたらと思います!
1.ファイナンシャル・プランナー(FP)とは
以下、日本FP協会の詳細ページから引用です。
FPとは、一人ひとりの将来の夢や目標に対して、お金の面で様々な悩みをサポートし、その解決策をアドバイスする専門家です。
個々人や家族のライフプラン(人生設計)に基づく将来の収支の見通しを立て、最適な資産設計・資金計画を提案、アドバイスを行い、その実行をサポートします。
そのため、FPはお金の面から家計の改善を図る「家計のホームドクター®」とも呼ばれています。
FP試験では、社会保障や税金、リスク、資産運用、不動産と幅広く勉強するため、
銀行や生損保、証券などの金融業界で個人のお客様向けに提案する際、
様々な視点からアドバイスすることができるようになります。
1-1.試験日程・受験料
例年、1月、5月、9月に開催されており、
次回は、2022年1月23日(日)に開催予定です。
※12/5現在で受験申請は終了しております※
受験料は、学科実技ともに3,000円(同時に受験する場合は6,000円)となり、
振込以外にクレジットカードでの支払も可能です。
2.難易度
★☆☆☆☆(簡単)
試験範囲がかなり広い試験ですが、頻繁に出題されるテーマがいくつかあるため、
試験の難易度としてはかなり簡単です。
また、受験される方々は主に金融業界の方になりますので、
仕事内容と重複する科目については、既に知っている内容であることが多いです。
2-1.学習時間と学習方法
実際に要した学習時間としては、20~30時間ほどとなります。
頻繁に出題されるテーマがいくつかあるため、
事前に参考書を一通り流し読みして、
過去問を数回分解いていれば合格できます。
ただし、試験範囲がかなり広いため、
参考書を流し読みするのにも時間がかかります。
学習方法としては、まず試験範囲(リスク、資産運用、不動産、税金、相続)の中から得意科目を作り、
次に基本のライフプランニングと社会保障の分野を学習して、
最後に残りの科目を学習していくようにするといいかと思います。
ご自身の仕事内容と重複する科目があれば、そちらを得意科目にするといいでしょう。
また、テキストや過去問題集はかなりの種類があります。
書店に行っても、FPと簿記については人気資格のため試験対策本もかなりの種類が取り揃えられています。
その中でも、個人的にオススメのテキストと過去問題集はこちらです。
2-2.オススメのテキスト
2-3.オススメの過去問題集
3.試験当日の持ち物
受験票、電卓、筆記用具、本人確認書類(運転免許証等)となります。
この中で、特に注意が必要なのは受験票です。
受験票は事前に郵送されますので、
受験申込後、試験当日までの間に引っ越しをされる場合については、
受験票が届かないということがないように、日本FP協会のマイページや電話などで登録住所の変更対応を行いましょう。
また、FP試験は受験者数がとても多いため、受験会場もたくさん用意されています。
当日慌てることのないよう、事前にご自身の受験会場を確認するようにしましょう。
電卓については計算機能のみの電卓のみ持ち込み可能となります。
4.最後に
学科実技ともに6割が合格ラインとなります。
また、合格の場合は後日合格証書が発行されます。
気軽に受験することができる国家資格であり、
普段の生活にも直結する内容となっているので、
ぜひ受験してみてください。