サプリメントやジムよりも、湯船に浸かることが病気予防になる理由
「お風呂の湯船に浸かると身体が温まり、筋肉が緩みます。
筋肉が緩むと、体に溜まっていた邪気が抜けます。
邪気が抜けると疲労が回復します。」
海外に行くと、お風呂の湯船につかる習慣を持っている国がほとんど存在しません。
また、日本のようにどんな家にもお風呂の浴槽がついていることは、とても珍しいことだと気づきます。
海外で疲れた時に、何日かぶりにお風呂の湯船に浸かると、すごい勢いで身体が緩んでいくのがわかります。
そして、熟睡して次の日には体のコリや疲れが無くなっています。
実は、お風呂の湯船に浸かることは、病気予防として簡単で有効な手段です。
私たちが病気になる原因は、体に邪気が溜まることで起こります。
では、体から邪気を抜くにはどうしたらいいのか?
それは、体を緩めることです。
筋肉が緩むと、体の気の流れが改善して、邪気が体の外に抜けやすくなります。
しかし、体を緩めることは、なかなか難しいです。
例えば、ストレッチで体を緩めようとして、逆に体を痛めてしまったという話はよく聞きます。
ヨガも無理な姿勢をして、体を痛める場合があります。
適度にストレッチやヨガをするのは、教えてくれる人がいないとなかなか難しいものです。
一方で、お風呂の湯船に浸かることは、難しくありません。
湯船に入っているだけで、身体が緩んで邪気が出てきます。
こんなにすごい効果があるのに、最近はシャワーしか浴びない日本人が増えているそうです。
さらに、効果不明のサプリメントをやたらと飲んで、空気の悪いジムで汗をかく人たちは増えています。
ジムでシェディングの邪気を浴びながら、体を痛めつけるくらいなら、自宅で湯船に20分浸かった方が、よほど体に良いです。
ちなみに、お風呂のお湯の温度は、少しぬるい40度くらいがおすすめです。
その方がのぼせませんし、体の芯から温まりやすいです。
最近シャワーばっかりだったなという方は、ぜひ湯船にじっくり浸かってみてください。
写真は、台湾の礁渓温泉のホテル。源泉掛け流しで、お風呂も大きくてとても気持ちよかったです。邪気もよく出ました。