ヤブガラシ
私の箱庭に抜いても抜いても絶えずしぶとく生えてきて「コニチワ」と人を小馬鹿にした片言日本語の外来種調子で赤く芽吹くので、地下50〜60cm付近に頑丈に張り巡らせた匍匐する根を癇癪起こし気味にスコスコとスコップで深追いするたびに、パフュームゼラニウムやローズマリーやその他の根っこを少しく傷つけたばっかりに枯らしてしまい、また翌週には元気な赤い芽が「コニチワ」と無邪気に話しかけて来る、その厄介な雑草の正体を、雑草ハンドブックとか、雑草辞典とか、いろいろの文献を買って漁って、目を皿にして追うものの同定できなかった、こいつの名前が今日ついにやっとわかった
ヤブガラシ
(ここからファズギターが轟音で鳴りはじめる)
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