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漬物はNa(ナトリウム)とK(カリウム)のバランスが決め手。(2)

昨日はナトリウムについて書きました。
では、「カリウム」とは?

カリウムは、ナトリウムとともに、細胞の浸透圧を維持しているほか、酸・塩基平衡の維持、神経刺激の伝達、心臓機能や筋肉機能の調節、細胞内の酵素反応の調節などの働きをしています。また、カリウムは腎臓でのナトリウムの再吸収を抑制して、尿中への排泄を促進するため、血圧を下げる効果があります。

※上記ページより(↑)


カリウムとナトリウムは密接な関係があると言えます。
互いのバランスが大事ということが言えると思います。

そのバランスを表す指数が「ナトカリ比」。

ナトカリ比の数値が高い食品ほど血圧が上がりやすく、
低いと血圧を下げやすくなると考えて良いと思います。


具体例として、

宮尾先生は、20代の人よりも60代の人のほうが
塩分の摂取量が多くても野菜や果物の摂取量が多いため、
20代のほうがナトカリ比の高い食生活というデータの
お話もされていました。

・食塩の摂取量 60代 > 20代
・カリウムの摂取量 60代 > 20代
・食生活におけるナトカリ比 60代 < 20代


「減塩」だけを考えていれば良いという考えは
やはり少しズレがあると感じました。


なんと、カリウムの1日の摂取目標量もあります。

カリウムの多い食品

上記ページより(↑)

ぬか漬けやたくあん漬けもカリウムを多く含む食品として
掲載されていますので、上手に利用してカリウムの摂取したいですね。


ぬか床さえあれば、毎日の食生活にぬか漬けを取り入れることも簡単。

改めて、ぬか床のある生活と、たくあん漬けのある生活を
これからもオススメしていきたいと思います。


明日は、宮尾先生に感謝しつつ、最終回です。

(~明日に続く~)

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