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わたしたちの作る商品。
冒頭の写真は現在私のところで作っていますたくあん漬けのうち、プレミアムシリーズとして販売させていただいている商品たちです。
なぜプレミアムなのか、どういった商品というのはまた機会があれば書きたいと思います。
今日はかねてから試作していた新商品の製造をまずは試しで少量行いました。
現在2アイテムを新発売しようと準備しているとこです。
両方とも中身は従来品なのですが、量目変更と使いやすさを大切に考えました。
それぞれ従来品もお陰さまで人気商品なので今後も並行して販売していきますが、人気アイテムの使用方法を少し変化させることや、新しいチャネル向けに改良して、潜在的なニーズの掘り起こしができればと思っています。
私のところではつけもの製造業としてはたくあん漬け専門で行っています。
たくあん漬けというと黄色の一本物を想像される方も多いかと思いますが、得意先の要望や消費者の意向を踏まえて、100種類以上製造しています。
例えば、用途別には、
市販向け、業務向け、イベント向けなどがあり、
量目60gくらいのごく少量から20kg以上のものまであります。
さらに、市販向けといっても、納品先・売り先別に使用できる調味料が決まっていますので、それに合わせた仕様・配合で事細かく対応しています。
以前の商品開発は、工場の機械をフルに使っていかに大量生産をおこなえる仕様が基本でした。そのため、大量生産可能な一本ずつ入っている商品が以前は多く見られました。(工場主体の考え)
数年前から半分にカットしたものや、1/4くらいにカットしたものも従来の機械をフル活用できるので生産重視を考えて各メーカーが販売しています。
さらにはスライスしてカップに詰めてある、蓋を取ればすぐに食べられる商品が多くなりました。とても便利ですね。(消費者主体の考え)
ただ、空気に触れている部分が多いと商品劣化しやすいため、賞味期限を確保するために、保存料や酸味料、酸化防止剤など添加物をつかっていることが多いので原材料表示を見て確認してください。
決して食品添加物を否定するのではなく、どういうものが原材料として使われているのか、自分自身で確認して欲しいという意味です。
原材料表示の見方について
どんなに素晴らしい商品でも提案の仕方、使い方の伝え方で売れ行きは大きく変わりると思います。
私はできるだけ消費者の声を聞かせてもらうためにイベント参加します。また、専門家の方からのアドバイスはとても有用で、宮崎には商品開発の相談できるフードステーション、製造の技術的なことは県食品開発センターなどの支援もあり、とてもありがたい存在です。
市場に出すためにはパッケージがとても大切です。私のところではいつも決まったデザイナーさんにお願いしていて、いろいろデザイン以外にも相談に乗ってもらっています。
今年もまもなく新しい商品の販売を開始できるというのもうした方々のおかげです。ぜひお楽しみに!
では、また明日!