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【応援購入まであと2日】「失敗しない」を目指したぬか漬け専用容器「醸箱(かもしばこ)」

※思い入れが強すぎて、本日長文失礼します。
昨日の記事から(↓)

普段、家具など大きなものを作られている小田木工所さんということでお父さんはもう50年以上の職人さんで息子さんは数年前に宮崎に戻ってきてお父さんのもとで事業継承のため新しくいろいろなことにチャレンジされてました。

その場で、ぬか床容器作成についてはご快諾いただき、最初は杉の木で6月28日、第1号機となる容器が出来上がりました。

早速、ぬか床をいれて使ってみました。冷蔵庫に保管していたのですが、数日後、容器の側板上部に亀裂が入り、慌てて小田木工所さんに連絡しました。

思った以上に木材に負担がかかりヒビ割れを起こしてしまいました

現物を確認してもらうと、ぬかが入っている部分は水分を吸って広がろうとしているのに対し、ぬかと触れていない上部は冷蔵庫内の乾燥した環境では縮まろうとして、一枚の板に逆の負担がかかったことが原因でした。

ある程度の板の膨張も計算に入れて、なおかつ水漏れしないように加工してもらっていたのですが、予想以上の負荷がかかってしまっていました。


まさかの展開でどうしたら良いのか、真っ暗なトンネルに入ってしまって、模索していたところで出会ったのが、同じ宮崎県内にある前田産業さんというところです。

前田産業さんからドイツ産のモミの木を紹介していただいたことで、大きく進展しました。


前田産業さんから仕入れたドイツ産モミの木で作った容器



こうした材木素材の見直しをしたのちに、構造の見直し、接着剤の見直しなど、幾度となく試作品を作ってみてはぬか床を入れて使って試すという作業が繰り返されました。

同一環境ではなく、知り合いの二人の方にモニターとして使っていただき、さらに修正や改良を加えていきました。

モニターさんの声から改良した縦の角に45度にカットした材料を貼り付け

まさに、職人さんならではの粘りと技のおかげで一歩ずつ一歩ずつという感じです。

さて、いよいよ完成!となって使ってみると、今度は思った以上に水分を抜けてしまうことがわかり、その水分調整を行うために表面に塗装を塗る工程を加えて、ようやく出来上がりました。


醸す:微生物の力で発酵させて、さらに熟成発酵をさせること

いろいろな食品を醸す箱としてご利用いただきたいと「醸箱(かもしばこ)」と名付けました。


モニターさんの声から生まれた木ベラ付きの醸箱(かもしばこ)


思いがいっぱい詰まった商品です。
ぜひぬか漬けを始めてみたい人、一度ぬか漬けを失敗してしまった人にぜひお知らせてして欲しいです。

明日は応援購入の詳しい内容をお伝えします!

では、また明日。

応援購入ページの閲覧は1月27日12時から

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