努力
2020年6月25日
努力という言葉が昔から嫌いだった。
努力は裏切る。努力は何もしてくれない。
努力していることなんて、だれも褒めてくれない。
努力を信じるなんて、私にとっては神様を信じるのと同じようなことだ。
信じれば見える虚空に祈りを捧げ、理想論という偶像を崇拝する。
努力という神様は、呼んだらこちらを向くけれど、願いを聞いてくれることは無い。
それに、楽しく毎日積み重ねることを私は努力と呼ばない。
努力なんて堅苦しい言葉に包んでしまえば、義務になる。
私が積み重ねていこうとしているものは、努力などでは無い。
肩の力を抜いて、楽しくする事だ。
それはまるで、川の流れにいるような。
海のさざ波を遠くから想像するような、空を飛ぶ妄想に浸るような。
そのような気持ちで毎日楽しく生きることを努力とは言わない。
楽しくない事はしない。
だから、どんなことも楽しんで行くしかないのだ。
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