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人生を劇的に変える自分オンリーの「肩書」の作り方

普段私は、設備投資に関する融資の商談で様々な企業のキーマンとお会いする機会がありますが、
その方の部署の立ち位置や肩書によって観点や判断ポイントが異なっており、
非常に興味深いと常々思っています。

企業の中の役割が行動パターンと判断ポイントを変える

例えば、総務部にいらっしゃる方は「いかに社員の声に応えるか」というポイントを気にされていて、
経理部の方は「いかにコストを下げることが出来るか」に着目されます。
また一方で、営業部の方なら「設備導入で顧客や売上を増やすことが出来るか」に重きを置きます。

総務や経理、営業といった部署名はまさに企業から求められている「価値」を表しており、企業が求める「ミッション」がその名前に刻まれているというわけです。


「わたしは稲穂」自分がどうあるべきかを自ら表現するには?

与えられた役割が人の行動パターンや意識を変えていく、というのは企業の中のポジションだけの話だけでなく、あなた人生だって同じことです。

昔、学校の国語の教科書で「わたしは稲穂」と自らを黄金に輝く稲穂に例えた新川和江の「わたしを束ねないで」という詩を覚えている人もいることでしょう。

ちなみに「わたしを束ねないで」は以下のような詩です

わたしを束ねないで
わたしを束たばねないで
あらせいとうの花のように
白い葱ねぎのように
束ねないでください わたしは稲穂
秋 大地が胸を焦がす
見渡すかぎりの金色こんじきの稲穂
わたしを止とめないで
標本箱の昆虫のように
高原からきた絵葉書のように
止めないでください わたしは羽撃はばたき
こやみなく空のひろさをかいさぐっている
目には見えないつばさの音
わたしを注つがないで
日常性に薄められた牛乳のように
ぬるい酒のように
注がないでください わたしは海
夜 とほうもなく満ちてくる
苦い潮うしお ふちのない水
わたしを名付けないで
娘という名 妻という名
重々しい母という名でしつらえた座に
坐すわりきりにさせないでください わたしは風
りんごの木と
泉のありかを知っている風
わたしを区切らないで
,コンマや.ピリオドいくつかの段落
そしておしまいに「さようなら」があったりする手紙のようには
こまめにけりをつけないでください わたしは終わりのない文章
川と同じに
はてしなく流れていく 拡ひろがっていく 一行の詩

妻や母という立場に限定されず、人間としてもっと広がりのある可能性を持つ存在なのだと高らかにうたいあげる文章は素晴らしいですね。

そう、わたしたちは妻や母、標本箱の昆虫でもなく、
コンマやピリオドで小さくまとめられた段落でも無いのです。

肩書とは自分の価値や可能性をあらわす定義であり、象徴であり、向かうべきところのシンボルです。
その肩書が、自ら目指すべきところを表していないなら、
きっとあなたは想定以下の可能性しか手にできないでしょう。


「スタンフォード監獄実験」が教える肩書の強烈なパワー

肩書の重要性を実感できるもう一つの事例をご紹介しましょう。
それは「スタンフォード監獄実験」と呼ばれるアメリカで行われた、ひとつの心理学の分析実験についてです。


被験者21名をほぼ半々のグループに分け、「看守」と「囚人」の肩書と役割を与えることで、その役割が人間にどんな影響を及ぼすかを実証しようとした実験です。

この実験の経緯ですが、
役割を与えられた囚人役はみるみる醜悪な顔つきとなり狂暴さをエスカレートさせる結果となり、
一方で看守役は極めてサディスティックとなり、
あろうことか予定されていなかった暴力を与えるに至ったしまったのです。

その結果として、予想外にエスカレートが進行したこの実験はあまりに危険と判断され、当初2週間だった実験期間でしたが、たった6日間で打ち切られることとなりました。


この事例を見てもらえれば分かる通り、
人間というものは肩書というものに影響される生き物であり、
これが極端に作用すれば、その肩書の力にコントロールされるほどの威力を持っているのです。


こちらの事例は肩書に関するネガティブな実例ですが、
あなたの実生活でも肩書が人を変えるケースに数多く出会っていると思います。

頼りなさそうに見えていた人物が「社長」になった途端、立ちふるまいも徐々に「社長らしく」変わり、それらしく見えてくる人。

キャピキャピしていた線の細い女性が子供を産み母親になることで、強さを手に入れ、芯の強さを感じさせる女性に生まれ変わった人。


お分かりの通り、肩書には自己に求められる使命、ミッションや、
探求すべき価値観が凝縮されており、進むべき方向性へ大きく前進させる未知なるパワーを秘めているのです。

だからこそ、肩書が何であるかは非常に重要であり、
どんな肩書を持つかはあなたの一生を左右するといっても過言ではないのです。


欲しい未来を手に入れるための自分オンリーの肩書を手に入れよう

見てもらった通り、肩書とは今後の人生を左右する地図であり、コンパスであり、暗闇の中さまよう自分の行くべき道を指し示す北極星であると言えます。
そこで、わたしは目指すべき明確なゴールや目標を持ち、そこへの到達を目指す方に、そのゴールへの到達を担保する肩書をもっておくことを強くお勧めしたいと思います。

先に書いたような、誰かに与えられるような受け身な肩書ではなく、
自分が実現したい未来にたどり着くための「あるべき姿」を凝縮した肩書です。

この肩書は、自分がこの世に生を受けた意味、ミッションが含まれていることが一つのポイント。
そして、あと2つ、肩書に入れておきたい要素、ポイントがあります。
(答えは〇〇〇と〇〇〇です)

自分がゴールへと向かう原動力となり、方向性を見失わず、ブレずに進み続ける「意図的に作り上げた」肩書をぜひ手に入れようではありませんか。

あなたの人生のゴール達成は、あなただけの肩書とともに!


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