マガジンのカバー画像

真面目な仕事の話

7
今までのキャリアやこれからのことなど、少し真面目な話
運営しているクリエイター

#会社経営

なぜスタートアップは失敗するのか

なぜスタートアップは失敗するのか

スタートアップの大半は失敗で終わる。様々な調査結果を見ると失敗する確率はおおよそ70%程度のようだ。なぜこれだけ失敗する確率が高いのか。VCはよくその原因を馬(マーケット)とジョッキー(創業者)から見つけ出そうとする。特に創業者の根性、センス、リーダシップから見つけ出そうとするケースが多いそうだ。

しかし、創業者に全ての責任を転嫁することは行き過ぎた単純化である。スタートアップが失敗する理由を把

もっとみる
これからのスタートアップはユニコーンではなく、ラクダなのか

これからのスタートアップはユニコーンではなく、ラクダなのか

ユニコーンは角のある、架空の動物だ。スタートアップ企業が持つ上場前の企業価値が10億ドル(約1,000億円)以上に達することは滅多にないことであり、その珍しさから企業価値の高いスタートアップ企業はユニコーンと呼ばれるようになった。この表現はベンチャーキャピタリストのアイリーン・リーが2013年に最初に使い、その後全てのスタートアップの目標となった。

スタートアップ企業では「成長」を最優先とする。

もっとみる
創業者の潮時はいつなのか

創業者の潮時はいつなのか

創業者には、CEOとしての有効期限っていうものがあるのか。Wework、Uberの創業者は不祥事が理由になり、上場前に身を引かなければならなかった。一方、Twitterの創業者だったジャック・ドーシー氏のように、自らCEOの席から退陣するケースもある。創業者はどのような理由で、どのタイミングにCEOの席から身を引くべきなのか。また、創業者がCEOであることは会社のためになるものなのか。こういった質

もっとみる
リーダーになったばかりのあなたに🐣

リーダーになったばかりのあなたに🐣

リーダーというポジションは「何を成し遂げるのか」ではなく、「どれだけ恐れずやっていけるか」を問うポジションである。現実的な心配はあなたを緊張させ、緊張感がますとさらにあなたの心配は悪化する一方だ。

心配は誰も持つものである。重要なプロジェクトをメンバーに任せてしまうと自分の存在感が薄れてしまうのではないかという心配、任せたのでその人が仕事をしくじってしまうのではないかという心配、メンバーに重過ぎ

もっとみる
自分自身をどう経営していくのか(組織で働く若手への助言)

自分自身をどう経営していくのか(組織で働く若手への助言)

今は、機会の時代だ。パッション、行動力、知的能力さえあればどの分野においても権威者になるチャンスがいくらでもある。かつての社会においては、会社主導の人材育成、会社が潜在力のある人材の経歴を管理する仕組みであった。しかし、時代は変わった。一人ひとりの個人が自ら独自の領域における最高権威者にならないといけない。

自己経営のためには自ら自分自身をよく理解する必要がある。そのためにはこういった質問を自分

もっとみる
リーダーが最高の成果を出すためには

リーダーが最高の成果を出すためには

リーダーは成果を出すポジションである。しかし、最高の成果を出すためにリーダーが何をやるべきなのかはわかりにくい。謎である。

リーダーシップには6種類のスタイルがある。ゴルフの際、状況に合わせてクラブを選んでるように、リーダーも状況に泡得て適切なリーダーシップスタイルを取る必要がある。
1) 指示型:指示通りやりなさい
2) ビジョン型:私と一緒に行きましょう
3) 親和型:人が最優先です 
4)

もっとみる