これからのスタートアップはユニコーンではなく、ラクダなのか
ユニコーンは角のある、架空の動物だ。スタートアップ企業が持つ上場前の企業価値が10億ドル(約1,000億円)以上に達することは滅多にないことであり、その珍しさから企業価値の高いスタートアップ企業はユニコーンと呼ばれるようになった。この表現はベンチャーキャピタリストのアイリーン・リーが2013年に最初に使い、その後全てのスタートアップの目標となった。
スタートアップ企業では「成長」を最優先とする。豊富な資金、才能のある人材、政府のサポートがあってからこそその成長が期待できる。