化粧品での汚れの落とし方とは?|化粧品アウトプット#37
きむっちです。
#36では石鹸について取り上げました 。石鹸には脂肪酸のエステルが含まれているから、汚れを落とすことができます。
石鹸ではどのように汚れが落とされるか、知りたくないですか。
その他の洗顔剤などでの汚れの落とし方についても知りたくないですか。
この記事では、化粧品を使ったときの汚れの落とし方について解説していきます。
この記事を読むことで、化粧品で汚れを落とす基礎を知ることができますよ。
【この記事を読んでいただく前に】
この記事を読んでいただく前に界面活性剤と石鹸のことを知っておくとさらに深く読むことができますよ。
石鹸での洗浄のメカニズム
石鹸では最初に湿潤、つまり濡らす過程で汚れがついている皮膚や髪を洗浄液と接触させます。
次に洗浄液が付いた汚れが剥がれ、脱離(だつり)されるのです。
さらに皮膚の表面に脂肪酸のエステルが着くことで脱離した汚れが戻らないようになるんですよ。
最後に水で洗い流せば皮膚の表面に残った脂肪酸のエステルも流れていきます。ちゃんと洗い落とせばのこることはありません。
【石鹸と同じように使われている化粧品】
この界面活性剤の原理を使ったものとして、石鹸以外に次の化粧品(部外品)も当てはまります。
● シャンプー
● シェービングフォーム
● 洗顔剤 など
その他の洗顔剤の例
その他の洗顔剤では次のようなものがあります。
● O/W型(Oil in Water)
(例)クレンジングクリーム
● W/O型(Water in Oil)
(例)メーク落とし
● 油剤
(例)メーク落とし
詳しく説明すると少しややこしくなるのですが、汚れを落とす基本的なメカニズムは界面活性剤型と同じと思っていただければ大丈夫です。
最後に
界面活性剤での汚れが落とされるメカニズムは意外とシンプルです。シンプルな分、汚れが落ちやすい洗顔剤やメーク落としをちゃんと選んでいくことが大切なんですよ。
汚れの落とし方を知っていると、化粧落としのときなどに意外な発想が思い浮かぶかもしれませんね。
次回のお知らせ
次回はシャンプーとリンスの効果について解説していきます。
最近のモノは昔と比べて進化しているんですよ。
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最後までお読みいただきありがとうございます。
もっと詳しく知りたい方はこちらの本を参考にしてみてください。
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