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夏のお便り(ゆる近況報告)

きんぴらソルトはじめました

X/Twitterを眺めていて、中身が空のカプセルが販売されていることを知りました。なるほど粉薬を飲み込めないひとのためにこういうものも販売されてるんすね。世界は広いです。その後もネットを漁り、カプセルに粉末を詰める方法を収めた動画を発見。こういうノウハウ系はYouTube強いですね。

ここまで調べたところでソルトカプセル自作できちゃうじゃんと。練習やレースのたびにタブレットや経口補水液パウダーなどを購入し、それだけでなく『電解質図鑑』と題したExcelファイルで成分量とコストパフォーマンスを総合評価しているマニアックなわたし。ソルトカプセルの先発品だってもちろん購入して試してみました。

さっそく自作のための費用を試算して、市販品と比べて割安に自作できることがわかったので器材を買い集めて試作することに。動画にあるちまちました作業(すっごい楽しかったw)を経て完成し、先日のやっちろドラゴントレイル(50km 3000m+)で友人向けにサンプル配布したものがこちら↓

真夏の低山レースで電解質補給が必須なやっちろで友人知人50名にバラ撒きまして、好評を得ることができました。完走のお手伝いができたのなら嬉しいすね。カプセルでの塩分摂取では味を感じられないので違和感を覚えたひとは少なくないでしょうが、特に嬉しかったのは『後半戦で経口補水液やスポドリの甘さが辛い後半戦にこのカプセルで電解質を補給できたのはマジで助かった!』というコメント。これこれこういうのだよーサンプル配ってよかった!加藤さんレビューありがとうございます😊

名付けてきんぴらソルト、だいたいこういうものです
・1カプセルに天然塩660mg入り(熊本天草の塩です)
・2カプセルでみそ汁一杯、経口補水液だったらペットボトル500mlくらいのナトリウム含有量
繰り返しますがだいたいです。

で、ご希望の方にお渡しできるよう注文フォームを(おそるおそる)準備しました。きんぴらソルトakaあやしいカプセルいかがすか。ノリが分かる・ご理解のある方の注文おまちしています。
注文フォームはこちら

イベントやりました

この夏、ランニングを軸に据えてトレーニングと食を絡めたイベントを主催し、友人知人にご参加いただきました。「裸足感覚ワークショップ」と題したグループトレーニングと「Livroさわらのバンケット」なる宴会の二本立て。福岡市早良区で古民家をベースにしたイベントスペース『Livroさわらの』にて開催。好評だったんじゃないかな。ご参加ありがとうございました。

裸足感覚ワークショップにはアスレチックトレーナーとして活躍している鈴木豊人くん(すーさん)を講師に招きました。彼自身がトレイルランニングを趣味にしているというだけでなく、彼とは同級生だし漫画好きの趣味も合うんです。すーさんという素晴らしいキャラクターを紹介したい、ファンランナーだって有償トレーニングを受けていいんだと知ってもらいたい、この思いを共有してほしかった。

そしてLivroさわらのの管理者がterraという企業。宮崎県えびの市に本拠地があり(この本拠地も廃校ビジネスが噛んでいて面白い)、農業事業と地域開発に取り組んでいる。社長が濃くてデカくて面白い。最近はトレイルランニングの大会で前夜祭やエイドステーションの管理運営などを委託で請け負っておられ、その縁で親しくなりました。「Livroさわらの」をトレイルランナーに知ってほしい、遊びに来てほしいとオファーをいただいたので、これまでの活用事例をさかのぼってみて、すーさんに白羽の矢が立ったって感じでもあります。

多くは語らずデザインも効かせず表向きはあっさりしたイベントづくりを志向して、わたしが推せるコンテンツを結び付けて、そのうえで利用者に提案することができたと自己評価しています。今回はこれで良し。とはいえお金をいただいたのだからもう少し細部まで心配りを行き届かせたかったと反省も。

参加してくれた仲間たちに楽しんでもらえて、そしてこの場所このコンテンツでこれからどう遊んでみるか、なんて考えてくれたら最高すね。とはいえ夜のうち半分くらい脱毛の話しかしてない気がするw
勝手に歩きだすまでまたやりたいす。

怪我とかITRAとか信越とか

張り切っているくせに足指を骨折してしまい、半月以上ちゃんと走れていませんでした。これを読んでくださる方々にもドアストッパーには十分お気を付けいただきたいところ(裸足で蹴ったんです)。でないとわたしのように『ランニングはクソ』と呪怨を撒き散らすようになってしまいますので。目先に控える大会が無いので焦りはないけど、予定していた練習に取り組めないのは残念。ぐむむー

指一本、ギニュー隊長みたいな紫色になった
とポストした次の日にもっと紫になりました......

先月の記事で、2025年の信越五岳を走れる目途が立ったので来春までにITRAのPerformance Indexを480にまで向上させたいみたいなことを書きました。7月のONTAKE100で100kを完走した後のPIが453。阿蘇の完走後が439だったので漸増ですね。

しかし”Index is calculated by obtaining the weighted mean of up to the 5 best scores achieved by a runner over the previous 36 months”ということだそうで、おんたけのレース単体のスコアはPI=453とはまた別にあることがわかります。だけどそのレース単体のスコアはITRAにサブスクライブしないと確認することが出来ない仕組み。

なので課金しました(ドン!!!)年12€です
ONTAKE100(100k)のレーススコアは467でした。よーすけさん作の区間タイム計算ツールでPI467での信越五岳100マイル試算をしてみると、戸隠(143km)の関門にはぎりぎり間に合うけどFINISH制限時間には1時間間に合わないと出る。なにこれめちゃくちゃよくできてるw

つまり、頑張ってベストパフォーマンスを発揮しても、もっと言うとおんたけ100kを走ったときの頑張り具合で100kmからさらに残り60kmを走っても、最終盤で関門アウトと解釈できます。シビアですねー。そうはいっても、目標と自分との距離を測定して数値化できてやり甲斐を感じます。

ちなみに、おんたけの100kでレーススコア480を出すためのゴールタイムは15時間35分でした。わたし16時間0分。30分……
松原スポーツ公園でのもたつきを回顧しながら今月のお便りを終えます。ではまたね!

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