宇佐神宮すぐ隣の弥勒大仏様にお参りしました。「いつもパワーをくれる」。
昨日、所用で豊後高田に行こうとしたら、なぜか宇佐神宮の前を通りかかりました。
「なんで宇佐神宮前にいるの?」と思いましたが、なんのことはない高速道で宇佐インターを降りて宇佐市中を走っていたからでした。
実はできるだけ近いうちに宇佐神宮に行きたいと思っていたので、これはまさに千載一遇のチャンスです。
ただ申し訳ないのですが、本当に行こうとしていたのは宇佐神宮様のすぐ隣にある弥勒大仏様なのです。
この弥勒大仏様は、廃仏毀釈の際、近隣の人たちが匿ったおかげで壊されずに済んだといういわくつきの大仏様で世間的にはあまり知られていません。
高さは3メートルか4メートルぐらいで、全身黄金色だったのが見て取れます。昔は輝いていたのでしょうが、あちこち傷ついて、よく見ると穴も空いていて、気の毒な状態ではあります。(が、私は大ファン)
痛ましいお姿ではありますが、今も大切にお祀りされ信奉されているのは、いつお参りしても線香の香りが漂い、お菓子がいくつも備えられていることから容易に察しがつきます。
私もこの大仏様に全幅の信頼を寄せています。
なぜならこの大仏様、とても頼りがいがあるんです。20年以上前にこの弥勒大仏様のお社に私を連れて来てくれたのは、株式会社三六九(ミロク)の宮本社長です。
社名がミロクというだけあって、弥勒菩薩様や弥勒大仏様に詳しい宮本社長によれば「この大仏様は本来、丁重に奉られ有名であるのがふさわしいのに、廃仏毀釈を免れたという経緯から知名度が低く参拝者も少ない。もったいないことだ」とのこと。
ただし、
「参拝者が少ないからこそ、わざわざやって来てくれた数少ない参拝者には大きな力をお貸しくださる」のだそうです。
以来私は何かあるとこの大仏様にお参りするようになりました。これまで何度かの、人生の節目になるようなお願いごとがある時には欠かさずお参りしてきました。
神仏にお願いをしてはいけないそうなので、宇佐神宮はもとより他の神社やお寺ではお礼だけでお願いごとはしませんが、この弥勒大仏様にはちょくちょくお願いごとをしては助けていただいています。
大変お世話になっているので、いつかどうにかして修復事業を行い、金ぴかな姿に戻っていただきたいなあと秘かに念じている次第です。