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日本伝統文化検定3級に合格! 広く学べる新しい検定

はじめに

このたび、日本伝統文化検定(伝検)3級に合格しました!
伝検は、日本の伝統文化に関する知識を問う試験で、工芸・建築・食文化・芸能・年中行事など、幅広い分野が出題されます。日本文化の基本から広く学べる内容で、趣味としても勉強としてもとても充実感のある検定です。

今回は、試験内容や私の勉強法、試験の振り返りについてお伝えします。


日本伝統文化検定(伝検)とは?

日本伝統文化検定は2024年に始まった新しい検定です。「和」を知る・「和」を楽しむ・「和」を伝えることを目的としたもので、1級から3級まであります。3級はサポーター、2級はマスター、1級はアンバサダーという称号をもらえます。
◆1級 各分野の深い知識を身に付ける上級レベル/和を伝える
◆2級 仕事や暮らしなどに応用できる知識を身に付ける中級レベル/和を楽しむ
◆3級 日本の伝統文化について、基礎知識を身に付ける初級レベル/和を知る

きもの文化検定は「きもの」を中心に染織関係の伝統工芸を知ることはできますが、日本の伝統文化全般についてもっと広く知りたいと思い、挑戦を決めました。受験を通じて、「知っているようで知らなかった」日本文化の奥深さに気づき、改めて興味が広がりました。

勉強開始は少し遅めから

テキストは発売日(10月)に予約して購入しましたが、しばらくの間は「きもの文化検定」の勉強に専念していました。そのため、伝統文化検定の勉強を本格的に始めたのは、きもの文化検定が終わった11月からです。

ただ、きもの文化検定の試験後は燃え尽き症候群のような状態になり、最初はなかなかエンジンがかかりませんでした。そんな中でも、少しずつテキストを眺めたり、興味が湧いた内容をノートにまとめたりしながら、自分のペースで学びを進めていきました。仕事も忙しく、思うように進められない時期もあり、染織品や文様、色などはきもの文化検定で学んだ内容と被ることもあり、テキストをパラパラめくったのみとなりました。
〈出題ジャンル〉
◆陶磁器・ガラス
◆金工・木漆工
◆和紙・染織
◆建築・庭園・美術
◆伝統色・文様
◆茶道・和菓子・日本茶
◆食文化・歳時記
◆芸能

CBT試験でその場で結果が分かる安心感

3級の試験はCBT形式(パソコンを使った試験)で実施されます。これにより、試験終了後すぐに合否が分かる仕組みです。結果が郵送で来る試験とは違い、待ち時間がないのは精神的にとても助かりました。
CBT形式の良さは他にもあり、自分で試験日を決められることです(受験できる期間は定められています)。試験会場の空き状況にもよりますが、「水曜日に受験意思を決め、日曜日に受験」ということが可能です。
試験は選択式で、ジャンルは満遍なく出題されます。出題は上記ジャンルと同じ順で、ランダムな雰囲気はありませんでした。学んだ内容を思い出しながら集中して問題に取り組み、解き終わったあとは見直しも行いました。意外と選択肢の中に引っ掛けも含まれていたように思います。
合格ライン70%のところ、80%近い得点を取ることができ、満足の結果でした。


振り返りとこれから

伝検3級は、幅広い分野の伝統文化を基礎から学べる検定で、試験勉強そのものを楽しみながら取り組めました。合格を機に、今後はさらに深い内容を扱う2級にも挑戦してみたいと思います。

また、勉強を通じて得た知識を、日常生活や趣味の中で活かし、より豊かな時間を過ごせるようになりたいです。


おわりに

日本伝統文化検定は、「知識を得る楽しさ」と「文化を学ぶ意義」の両方を味わえる素敵な検定です。これから受験を考えている方は、ぜひ公式テキストやCBT試験の仕組みを活用しながら、自分のペースで挑戦してみてください。この記事が少しでも参考になれば嬉しいです!




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