リアル【綿柎開】と糸作りの話
毎年8月も終わりごろになると綿の花がガクから飛び出して綺麗な花を咲かせます
はじめて和綿の種をもらって育てたのが2015年頃
コットンボールになったら収穫をし、種とワタをわけて
【篠(しの)】にして糸を引いていきます棉を糸にしていきます
昔の体験Vlog↓
(糸づくりの様子は1:00~
糸をひくのも織るのもなかなかコツがつかめず、出来るようになるまでは忍耐のいる作業でした
いつの間にかやらなくなった和綿の栽培でしたが、
今年は高坂で織物や染め物をされているにじいろ工房さんから和綿の苗を分けてもらったので育てる事に
今年は8月15日に最初の花が開きました
綿柎開 わたの はなしべ ひらく
二十四節気の処暑の頃
七十二候では綿柎開 わたの はなしべ ひらく時期になります
【はなしべ】とはおしべ、めしべの総称ですが
ここでいう【柎】とは綿のガク部分のこと
これが開いて花が見えるから
わたのはなしべひらく
というのかな?
写真の白い花の下にあるビラビラは【ガク】の部分
花が開く前は【ガク】が手を合わせたように花を包んでいて、【ガク】が開くと中の花が綺麗に咲きます
実がなってコットンボールになるのはもう少し先の事
今年は収穫したら糸づくりをまた挑戦してみようかな??