手おけに、茶花の「トラオノ」を。

熊本市内に出店して、18年目を迎える。
「熊本ホテルキャッスル」に隣接するビルの一階、九州電力の管轄だ。
毎朝8時はお掃除タイム。おねーさん達がサクサクと綺麗にしてくださる。

ここ数年、テナントの空室が目立つようになってきた。
昨年から加速。和の國の両隣も空室となった。
同じテナントどうしてご挨拶する機会も少なくなった。

しかし、店舗と道路の間が広くとってあり、とても心地よい。
時が経っても、色あせることもなくオシャレさを保っている。
週に数回、インスタ用の撮影なども行われているようだ。

店の入り口に、手桶（ておけ）を置いてお客様をお迎えしている。
木製の手おけは「さわら」の木で出来ている。
軽くて自然な手ざわりが魅力で、水湿にも耐えることができる。

今回は、そこに茶花でもある「トラノオ」を活けてみた。
緑色の濃淡による横縞模様が特徴と言われている。
「虎の尾っぽ」に見立てて、「トラノオ」になったそうだ。

花言葉は、「誠実」「信頼」「あなたに私の心を捧げます」。
３つ目は、言ったことも言われたことも一度もない。
しかし、急にこの花が愛らしく輝いて見えてきた。

追伸：
写真の左奥に「ようこそようこそ」の看板がある。
それも、ボクなりのこだわりがある。
またそのウンチクも、ぜひ聞いていただきい。