映画#18『アイアンマン2』
作品の概要
『アイアンマン2』
(原題:”Iron Man 2")
監督:ジョン・ファヴロー
製作:ケヴィン・ファイギ
製作総指揮:スタン・リー、他
出演:ロバート・ダウニー・Jr、グウィネス・パルトロー、ドン・チードル、スカーレット・ヨハンソン、ジョン・ファヴロー、サミュエル・L・ジャクソン、他
製作会社:マーベル・スタジオ、フェアヴュー・エンターテインメント
配給:パラマウント・ピクチャーズ、ウォルト・ディズニー・スタジオ・モーション・ピクチャーズ
公開日:2010年5月7日(米国)
上映時間:124分
「トニー・スターク」か「アイアンマン」か…鋼鉄のヒーローに課せられる新たなる試練
まず先に謝らせてください。アイアンマンのメカメカしさ見たさに『インクレディブル・ハルク』を抜かしてしまいました。
次回で必ず観るのでお許し下さい(泣)
というわけでフェーズ1の中で唯一2作品目が存在するアイアンマン。2もまた2で良い作品だと思う。前作はトニーが兵器製造者としての自分を変える映画だったのに対し、今作は「アイアンマン」としての自分について考える映画であると言える。
前作において「アークリアクター」を開発することで自身の命を生き永らえさせたトニー。一方今作では、トニーの身体が徐々にアークリアクターが排出する毒素で侵されつつある。
ここで、トニーを演じるロバート・ダウニー・Jrの薬物中毒者としての過去が重なる。父親の影響で薬物を幼い頃から服用し続け、計6回の逮捕歴が存在する彼だが、現在は中毒を克服している。後に『シャーロック・ホームズ』や『アイアンマン』の主演に抜擢され大成功を収めるわけだが…
特に『アイアンマン』にて、プロデューサーはアイアンマン役にトム・クルーズなどの著名な俳優を登用することを希望していたが、監督は頑なにロバートを主演とすることに固執していた。
当然結果は大成功である。もはや彼以外がアイアンマン、もといトニー・スタークを演じることなど考えられない。
話を戻すと、今作は特に「ロバート・ダウニー・Jr」と「トニー・スターク」の繋がりが濃密なものになっていたように私は思う。だがしかしこの二人の類似性というのは今作だけに止まらない。これについては後日、別の作品で語るとしよう。
さて、前作と比べるとスーツの変形シーンは少ないものの、やはりそのメカメカしさは健在。特に人気なのがアタッシュケースからスーツに変形するマーク5。男のロマンというロマンを詰め込んでらっしゃる。
また彼の親友であるローディも「ウォーマシン」となり、S.H.I.E.LD.の長官「ニック・フューリー」やスパイの「ナターシャ・ロマノフ/ブラック・ウィドウ」も本格的に登場。着々と『アベンジャーズ』に近づいてる感。
総評
これは私の個人的な見解だが、やはり『1』と『3』の出来栄えが凄すぎて『2』の影の薄さは正直あると思う。
製作された理由も『1』のヒットによるものらしいからね。もしそうでもなかったら他の作品同様フェーズ2で公開されていたと思う。
ラストシーンでは雷神ソーのハンマー、ムジョルニアが。こういう繋げ方凄く好き。
『ソー/ラブ&サンダー』も早く観ないとなぁ(何故今思い出す)
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