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本が苦手。字が苦痛。
私は本当に読書が大嫌いでした。
ずーーっとです。
幼い時から本を読む習慣がなく、
字を読むことが苦痛でした。
夏休みの読書感想文はまさに"苦痛の最上級"。
結局、あらすじだけ読んで書いていました。
ヒドいですね…。
こんな子供が他にいたでしょうか。
当然ながら、内容めちゃ薄。
半紙のような感想文です。
すごいなぁと思いました。すごいなぁと思いました。すごいなぁと思いました。
これしか書いてない。
"すごいなぁと思いました"って字を練習してるかの如く、繰り返す…。
"なぁ"という無駄な言葉を入れて字数を稼ぎ、なんとか提出にこぎつける。
こんなやる意味のないやり方が常でした。
そんな私は、"この本を読んでみたい!"
と思ったことはほぼありません。
ほぼというより、皆無かもしれません。
雑誌ですら字を読みたくなかったし、
漫画もあまり読んでおりません。
"私のような大人になっては恥をかく"
という思いで、我が子にはずっと読み聞かせを続けているので、その目的で手に取る児童書はありますが、"自分が読んでみたい"と手に取る本はありませんでした。
そんな私が珍しく書店にて読んでみたい!と手に取った書籍がいくつかあります。
そのうちの1つがこちら ↓
『ヲかシな建物探訪記』
イラストレーター/インディーゲーム開発者である埜々原氏が空想世界を描いたイラスト集。
"なんだ、小説とかじゃないのかよ!"
って感じですが…。
イラスト集であれ、私が読んでみたいと思うことは滅多にないので、これはかなり珍しいことです。
この本の表紙絵を見た時、
私が大好きだったゲーム『ワールド・ネバーランド 〜オルルド王国物語〜』の世界観を思い出し、読んでみたいという思いが湧いたのです。
もともと
空想世界のようなものが好きなんです。
"この世界に入りたいなー"なんて、
子供時代のようなワクワクした気持ちで
楽しく拝読しました。
現在の日常にほぼ不満はありませんが、
空想に想いを馳せるのもいいものですね。
物価高の強い味方。
資金0でも高還元。
ナイス空想トリップ♫
最後に、
何とか命尽きる前までに、
"本が好きです"
と、言えるようになりたい。