格安結婚相談所に登録した話(後編)
今回は格安相談所に登録した成果とまとめについて。
何人に出会えたか 断ったか
E相談所では毎月送れる10人しかお見合いするチャンスがないかというと、そんなことはありません。
女性の方も男性を検索していますので、私が条件にひっかかりお眼鏡にかなえばお見合い申し込みが届きます。(アプリで言う女性からのいいね!みたいなものですね)
そしてE相談所のスタッフからも1ヶ月に最低6人(毎週1~2人)が紹介されます。
しかしこれが曲者で、私の住んでいる場所から100km以上離れたところに住む人を平気で勧めてくるじゃないですか。田舎だからしょうがないとはいえあんまりです。
もちろん紹介されたからといってお見合いできるとは限りません。向こうがOKしないと駄目なのです。
送ったお見合い申し込みは1週間以内に回答することになっていて、回答がない場合は自動的に拒否扱いになります。
小さい顔写真ともにならんだ10人分の申込みが日を追うごとに拒否されて減っていくさまはアプリで鍛えたとはいえやはりショックです。
それでも私は2ヶ月間で計20人に申し込みを行い、そのうち2人からOKを貰ってお見合いに進みました。
これ以外に3人の女性から申し込みがきまして、そのうち1人にOKを返したので、2ヶ月の活動で合計3人とお見合いまでいきました。
結局活動して2ヶ月ほど経ってからマッチングアプリのほうで会った女性(今の妻)とお付き合いすることになりましたので、E相談所の活動期間はまる3ヶ月で終了。退会が遅れてしまったしまったので、入会金+4ヶ月分の活動費が掛かったお金になりますね。
それでも使ったお金は全部込みで6~7万とやはり相場に比べて安かったです。
結果には結びつきませんでしたが、お見合いした人の中には交際直前まで行った人もいましたので完全に無駄ではありませんでした。
オンライン相談所のメリット・デメリット
結婚相談所、そのなかのオンライン相談所の活動内容について紹介してきましたが、最後にメリットデメリットを語って終わりにしようと思います。
オンライン相談所のメリット
・アプリよりも本気の人が多い
大手マッチングアプリの課金スタイルは男性有料、女性無料が主流です。
男からお金を取る代わりに女性からはお金を取りません。
そうなると「今は彼氏いらない」「彼氏いるけどアソビ半分で登録」「おごってもらうのが目的」といった不真面目な女性ユーザーが問題になっています。
結婚相談所は女性も有料なので、おのずと真剣な人が登録して、有料だからこそ早く退所しようと真剣になる人が多いです。
・プロフィールに偽りがない
マッチングアプリのプロフィールは基本的に偽り放題です。
年収・学歴・身長なんでも盛れます変えられます。
しかし各種の公的の書類提出が義務付けられている相談所の場合はそんなことはできません。本当の年収、本当の学歴が明らかになります。
・ドタキャンの心配が(ほぼ)ない
マッチングアプリを長くやっていると、たまにドタキャンされることがあります。
お店に予約を入れたのに前日でキャンセルがくるとさすがに凹みますけど、相談所経由の場合はその心配はありません。
私が登録していたE相談所の場合、お見合い日が決定してからのキャンセルは基本的にNG。特に7日前からのキャンセルの場合は罰金的なものが取られます。
この制度が強い抑止力となり、ドタキャンされる心配がありませんでした。
・活動費用が安い
繰り返し書いていますが、結婚相談所は料金に大きな幅があります。
料金の高い相談所は昔ながらの仲人さんと対面で相談しながら二人三脚で活動していくタイプですが、私が入会したのはオンライン相談所でした。人件費等を大きく抑えることができるため、低価格で利用できるようになっています。
オンライン相談所のデメリット
・モチベーションが保ちにくい
自分の担当者に会って相談ができないので婚活疲れで落ち込んでいる人がモチベーションを保つのは難しいです。
・地域によっては会員数が少ない
田舎県住まいの私としては検索して出てくる女性の数がとても少なく、がっかりしたのを今でも覚えています。郊外に住んでいる人はやはり不利です。
ここでもかなりの地域格差があるようです。
まとめ
オンラインの格安結婚相談所、アリかナシかで言えば私は「アリ」だと思いました。
やる気があって、辛いことがあってもめげない、結婚に対するビジョンをしっかり持って能動的に活動できる人にはぴったりです。
例えるならば格安結婚相談所は進研ゼミ、高額結婚相談所は家庭教師のようなものです。
安いなりの不満もないわけではありませんが、それを補う真剣な出会いを探すことができるのは何よりのメリットだと思います。
マッチングアプリで思うように成果が上がらない人には特におすすめしたいと思います。