見出し画像

いわて移住体験ツアー@二戸エリア

10月12,13,14に開催され9名が参加。昨年の山田町のツアーで一緒だった参加者もおり、今後見覚えのある方が増える傾向にあるかも。
ちなみに、二戸エリアは、二戸市軽米町九戸村一戸町を指す。浄法寺町は二戸市と合併。

当初、二戸駅まで集合時間に合わせて新幹線で向かおうとしたが、一週間前では、指定席、グリーン車、グランクラスすべて完売。三連休の影響もあると思われる。ツアーに参加が確定した時点で手配するべきと改めて思った。
結局、始発?の新幹線で盛岡駅まで行き、そこから『いわて銀河鉄道(IGR)』に乗り換え二戸駅へ。夜行バスで盛岡まで向かうことも考えたが新幹線と値段もさほど変わらず。

12日、二戸駅(東北新幹線 兼 IGR)に集合し、最初に訪れたのは、二戸市にある『ゆきはなcafe』。ここで肉、野菜、雑穀等、地のものをふんだんに使っランチプレートを頂く。店内は大変混んでおり、地元の方が日常的に訪れていると推察。軽米町に移動し『大黒醤油』にて元・現協力隊のお話を聴講したのち、味噌作り体験。大豆、米麹、塩、水を手作業で混ぜ、最終的にプラスチック製の桶に仕込んで作業は終了。あとは、それぞれ自宅で発酵や熟成を重ねて、環境にもよるが半年後に味噌になるとのこと。私は実家に配送し親に育ててもらうことにした。二戸市に戻り、宿泊先『二戸シティホテル』に荷物を預け、徒歩で『南部美人』に移動し、酒蔵見学と二戸市の関係者を交え夕食交流会。各々の自己紹介や元協力隊のお話や演奏、ご馳走、お酒を楽しんだ。普段コインで試飲できるお酒もこの日は無料開放。全種類お酒を試飲する参加者も。色々な南部美人のお酒を堪能できた。私を含め一部の参加者と関係者は2次会@『幸の蔵』に。元協力隊の自宅が近くにあるとのことでお邪魔し、夜ですが、再度数曲演奏してもらった。宿泊先に戻り、大浴場とサウナで一日の疲れを癒し、この日は終了。

13日、朝風呂を済ませ、前日気になっていたお寺、神社を含め小一時間散策。少しひんやりした気温の中、朝日を感じながらの散策は気持ちがいい。朝食後、九戸村に移動し『ふるさと創造館』にて、『九戸木工女子部』に属している元協力隊の現在に至る背景を聴講したのち、木名札加工のデモを拝見。ツアー参加者用のバッチ的なものを木工女子部に依頼して配布するのもありかと思った。同じ場所でミニ南部箒作りを体験。まずは基本的な結び方、結び止め方を身体が覚えるまで反復。その後、箒の柄の部分に巻き付ける生地、結ぶ糸を選び、箒づくりを開始。一朝一夕に見栄えよく時間内で柄を完成させることが出来ないと悟ったが、一応最後まで仕上げた。体験してみて柄と糸は同系色は避けたほうがいいと次に体験する人には伝えたい。ランチは同村にある『道の駅 おりつめオドデ館』にて、時期的には早いとのことだが特別に郷土料理『ひっつみ』の定食を頂いた。午後は、二戸市に移動し『荒谷果樹園』にて、リンゴを収穫するさいのプラスチックの箱を椅子代わりにし、青空教室的に関係者の移住にまつわるお話を聴講。その後、りんごもぎ体験とリンゴの食べ比べを実施。個人的にはシナノスイートが好みかも。同市旧浄法寺町に移動し、『滴生舎』で浄法寺漆についての説明や瀬戸内寂聴のゆかりのある『天台寺』を経て、一戸町にある宿泊先『ホテル奥中山高原』へ。スキー場のホテルということもあり、安比高原スキー場と造り(広大な駐車場と雪対策のグレーチングの階段)が似ていると感じた。チェックイン後『一戸観光天文台』の方による『星空観測』体験。標高が高いこともあってはやり寒い。天体観測用ルーペや望遠鏡を使うとやはり肉眼でみるのとは大違い。双眼望遠鏡による月の観察は圧巻。その他、星座や飛行機、人工衛星等の雑談も交えながら体験は終了。夕食は参加者とツアー同行者のみで、引き続き交流を深め、ホテルではあるが、2次会用の場所を確保して頂いたので、さらに参加者の普段接することの無い話を多く聞けた。この日も大浴場とサウナで一日の疲れを癒して終了。

14日、朝風呂を済ませ、朝食まで1時間あるので、西岳トレッキングコース5kmにチャレンジ。日常では余裕のある距離と時間の関係ではあるが、傾斜を考慮してなかった。40分かけてほぼほぼ頂上近くまで来ていたが、ツアーに迷惑をかけると悪いので、戻ることにした。下りは20分もかからず宿泊先に戻れたので、頂上まで行けたなと回顧。藪から物音が聞こえることもあり、熊だったらどうしようと考えながらの一人トレッキングは精神的に少しタフになれたかも。この日、最初に訪れたのは、同町『御所野縄文公園』。日差しを浴びながら、開放的な芝一面の場所で体験する朝ヨガは、心も体も軽やかになる気がした。手の位置や体勢で呼吸がし易かったり、し難くなることも体感できた。ヨガのあとは、ガイドの案内により公園内、施設内を時間の許す限り縄文遺跡に関する説明を受けた。目で文字を追って得る情報よりは、耳に自然と入ってくる情報のほうが記憶として残りやすかった。次に訪れたのは同町にあるカフェ『いちのへ日和』。最初、古民家をリノベしたカフェと想像していたら駅横というか駅直結。以前コンビニだったが撤退したため空き店舗であるよりは有効活用とのことでここに決まった模様。カフェのオーナーも元協力隊。移住の背景だったり、現在の暮らしをコーヒーを飲みながら聴講。二戸市に戻り『自助工房 四季の里』でランチを頂く。ここも盛況のようだ。隣接する小松製菓の『北のチョコレート工場&店舗』でお土産を購入しツアー集合場所である二戸駅で解散。
ツアー後は、実家へ帰る計画だったので、IGRでのんびり盛岡駅へ。IGRの乗車まで少し時間があったので、駅横にある物産センター『なにゃーと』で、初日にチェックしていた南部せんべいを購入。参加者の大半もIGR組だったので、小一時間、電車に揺られながら、さらに交流を深め、それぞれ帰路へ。

初二戸エリアだったので、少しは二戸エリアとの距離が近くなった気がする。バス移動で体験が多いスケジュールということもあり、それそれの市街地も散策できたらなおよかった。

文化や雰囲気、空気感をはじめ、地域の方、ツアー関係者、参加者といろいろ情報交換出来、有益な3日間でした。

いわて移住体験ツアー@二戸エリア PHOTO|kimm_la_kimm



いいなと思ったら応援しよう!