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テレワークが多くて、自己肯定感低めの人のはなし

自己肯定感の本質は、注目されたいとか、特別視されたいという、人間の根源的欲求にある。と思います。仕事や恋愛において、自分が必要とされる場面や、認められる場面が多いほど、この自己肯定感は高まっていくのですが、ことこれが低い人の傾向として、手数が少ないという傾向があります。

鶏卵でどちらが先かはわかりませんが、自己肯定感が低い人は、その行動が裏目に出た場合、さらに自己肯定感を落とすと考えるため、とにかく全てのことに臆病になります。そのため、とにかく手数が少なくなる。仕事など、たまにきたチャンスに全力の自己肯定感の充足を目掛けて動くので、その限られた手数でも、なんだか重い、なんだかトゥーマッチという、受けて側とのアンバランスを生みます。結果、ここぞとばかりに放った打ち手も返って自己肯定感を下げる結果となり、ますます行動に制限がかかっていく。

これが、自己肯定感が低い人がハマるループなのですが、こういった人に向けて、そういったループにハマらない方法を今日は書こうと思います。

人間の自己肯定感の本質は認められたい、注目されたいという根源的な欲求であることは先に述べましたが、その根源的な欲求をみたすのに、さほど苦労はいらないのです。

人間誰かと会話したり、誰かを笑わせたらなど、ふだんの人のコミュニケーションの中でも十分自己肯定感を高めることができる、という話。

なにより、いまはテレワークなどで、人と自然に会話する機会が生みにくい環境であって、そんな些細な自己肯定感アップの機会すらないのが現実。

ただ、すこし外に出て、会社にいる人と話す、挨拶をする、たったそれだけで自己肯定感の貯金はたまっていき、仕事に対しての熱量も適正となり、本質的な仕事においての評価も適正にされる、ということになります。

こうなったらあとはプラスのループに入るので、細かな部分で自己肯定感を高めつつ、本来的な仕事においてはそこまで自己肯定感の充足はもとめずに、適切な熱量で対応する、という本来的な仕事ができるようになるのです。

注目されたい、特別視されたい、という根源的な欲求をみとめたうえで、それを充すのにはさほどの努力がいらない、ということを自覚すれば、いらぬところで気分が落ちたり上がったりせんよ、という話でした。

とはいえ、世の中は異様な繋がりの中で、勝手に自己を他者と比べる機会が多く、とにかく特別視されたいという欲求が加速される場面ばかりです。その中で正気を保つためにも、まずは会社に出て、同じ職場の人とかるく世間話することをおすすめします!という話でした。

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