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体の声に耳をすませ酷暑を乗り切ろう!

(*この記事は最後まで読めます)
記録的な連日の酷暑が続いていますね。
既にバテバテ・・・という方も多いのではないでしょうか?
今日は緊急に、薬膳、アーユルヴェーダの考え方を元に、この酷暑を私の知っている限りで乗り切る知恵をお伝えしようと思います。

■アイスコーヒー好きな人って?
こう暑いとアイスコーヒーが美味しいですよね。
コーヒーには鎮静と利尿作用があり暑さで火照った体を冷ます効果があります。
なので夏にアイスコーヒーが「美味しい」と感じるわけです。

でも、あなたの周りに夏場に限らず一年中アイスコーヒーを飲んでいる人はいませんか?
そしてその人はエネルギッシュなタイプではありませんか?


タレントさんで言うと明石家さんまさんがよく「年中アイスコーヒーしか飲まない」と聞いたことがあります。
そういう人は、その人が持っている元々のエネルギーが強いんですね。
常に熱を帯びているため、いつも冷ます必用があるので自ずとアイスコーヒー好きになってしまうのです。
私の知る限りでは、企業して周囲を驚かせるような熱血感なタイプ、一見大人しそうに見える女性などでも「私、海外で暮らす!」と突然行動してしまうようなタイプに一年中アイスコーヒー飲むって人が多い傾向があるようです。

■アーユルヴェーダ・薬膳の基本的な考えかた

・アーユルヴェーダの考えかた
ピッタ(火)カパ(水)ヴァータ(風)という3つのタイプに分けられます。それをまとめてドーシャと言います。
ドーシャは体質だけでなく、体質によって性格傾向も異なると考えらています。
ドーシャは、一人で一つとは限らず、大抵二つくらいは合わせ持っていることが多いです。また、年齢や季節、その時々の体調によっても変わります。
ご自分の基本ドーシャを知りたかったら、検索するとテストみたいなのが、いっぱい出てくるので診断してみると面白いですよ。

・薬膳、五行の考えかた
アーユルヴェーダが中国に渡り中医学になると更に、「木」「火」「土」「金」「水」と五つに分けられ、それぞれに影響する臓器があります。
それも体質、性格に影響があると考えられています。
そして、アーユルヴェーダのドーシャ同様、一つと限らず要素を合わせ持っている人が殆どです。
これもまた、検索すれば、たくさん詳しい説明が出てくるので、興味があったら調べてみてください。
そして、薬膳には「医食同源」という根本的な考えがあります。
食べ物には体を温める「熱」「温」と、体を冷やす「涼」「寒」、そのどちらでもない「平性」のものに分類されます。
これらが季節の養生と大切な関係を持っています。

■つまり明石家さんまさんは「ピッタ」(火)の人!
アイスコーヒーが好きな、さんまさんは熱性の強いピッタ(火)タイプであると推測できます。
そのように、人それぞれ体質=性格に合ったものを、ついつい好んで摂取しているんですね。


余談ですが、私がいつも通っているスポーツマッサージの先生にココナッツオイルをオススメしたことがありました。
ココナッツも南国の食べ物で熱を冷やす効果があるもの。
スポーツマッサージの先生は、そういう職業柄、ご自分でもアメフト経験者で体格も良く、さんまさん程のエネルギーではないですが、どう見てもピッタタイプ。
 オススメしたら、どハマりされたようで、「すっごい旨い!毎朝パンに塗ったり、コーヒーに入れたりしてるよ!子供には臭い臭いってヒンシュクかってるけど!」と言ってました。(笑)


■【冷や奴】は最もスタンダード!
さて、アイスコーヒーの他にも夏に美味しい物はいろいろありますね。
スイカを代表として、きゅうり、トマトなども、「冷性」で体を冷やす効果と利尿作用で体温を下げる効果がある食べ物なので、夏に「美味しい」と感じるんですね。
ほかに夏の美味しいものと言えば「冷や奴」があります。
豆腐(大豆)は平性のものですが、たんぱく質豊富で、スタミナ補給に良い、そこへ薬味として、ネギ、ショウガ、ミョウガ、をトッピングして食べる訳ですが、この薬味が大事なんです!
ネギ、ショウガ、ミョウガは「温」のもので、体を温める効果があります。
夏バテすると、まず胃腸が弱ります。胃腸が弱るということは内蔵が冷えるということ。
豆腐は冷たくても、この薬味によって胃腸を温め、夏バテ予防になるという訳です。
昔からあるものは理にかなっていて、よく出来ているものなんですね。

■「黄色いもの」も、また旨し!
あと、夏場に美味しく感じるもの、食べたくなるものに、トウモロコシとカレーがありますよね。
トウモロコシは「平性」の食べ物ですが、夏場の「むくみ」をとる余計な水分を排出する効果と、胃腸の働きを整える効果があると言われています。
カレーは、それぞれのスパイスは食欲促進効果は勿論ですが、ベースとなるターメリック(ウコン)は、また栄養ドリンクなどでもお馴染みのように肝臓を助ける効能があります。
要するにどちらも夏バテで疲れた内蔵を補う効果が期待できる訳です。
そして、アーユルヴェーダでも黄色いものは胃腸をつかさどる第3チャクラの色とされています。
だからカレーが食べたくなるんですね!

■「陰」「陽」バランスよく
暑いからといって、冷たいもの、冷性のものばかり摂っていても、内蔵を冷やしバテてしまいます。
こと、冷房が利いたオフィスに一日いたら、すっかり体が冷えてしまうでしょう。
私の経験から、本当の夏バテは一番暑い時期ではなく、少し涼しくなってきた秋口に溜まっていた疲れが一気に出てくるものです。

この世のすべてのエネルギーは「陰」「陽」の波動です。
今回の話では「陰」(冷)と「陽」(温)とすると、どちらも生きて行く上で欠かせない大切な要素です。どっちがどっちではなく、バランスが最も大切だと私は思います。

仕事や、その人それぞれの体質によっても、冷やす度合いと温める度合いは違ってくるでしょう。

■旬のもの、地のもの。『素直に体の声に耳をすませてみよう』
ここまで上げた食べ物は、ほとんど「旬のもの」です。
旬のものは、当然ながら価格も安く一番美味しいとき。
それが、その季節の体にとって良いときてるのだから、食べない手はないでしょう。
そして、できるだけ「地のもの」というもの大事です。
旅先や、故郷に帰って食事をしたとき、この上なく「あ〜美味しいなぁ」と、しみじみ感じたことがありませんか?
それには、その土地の「地のエネルギー」が詰まっているからです。
旅先にそこを選んだご縁は、その土地のエネルギーを必用としているので導かれたのかもしれない。
生まれた土地の水や食べ物は、やはり始めから体に合っていない訳がない。


アーユルヴェーダでは、「子供の好き嫌いは直さなくていい」という話を聞いたことがあります。それはまた別にアーユルヴェーダの概念を書くことにしますね。

誰かが良いと言っていたから、テレビで、ネットで(まぁこれもそうなんですけど・笑)良いと言っていたから、ではなく、自分の体の声に素直に耳をすませてみると、体が欲しているものが自然とわかってきます。
個人個人で違っていて当然なんです。

無性にどうしてもこれが食べたい!
というものがあれば、食べて結構!と私は考えます。
ただし、その時に「罪悪感を持たない」ということも大事です。
新月のエネルギーの記事にも書いたように、好きなものを美味しい!と素直に味わうのも浄化のひとつだと思うのです。
罪悪感を持つと、それは負のエネルギーとなって体に取り入れることになってしまいます。

水分、塩分補給の熱中症対策は勿論のこと、どうか、体の声に素直に耳を傾け、自分にとって必用な栄養をとって、この記録的な酷暑を元気に安全に乗り越えましょう!お互いに(^^)


いつもながら、つたない文章を最後まで読んでいただいて、ありがとうございました。
いつの間にか徐々にフォロワーさんが増えてきました。
有り難いこと他ありません。感謝。

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