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陸部男子の高校受験・2〜受験日を迎える。

受験日3日前、志望校のHPに
当日の入試スケジュールが上がり
ミライコンパス(受験出願サイト)にも
受験票が表示され、受験番号が判明。
それをプリンターで出力して当日持参する。

受験日は2日に分かれていて、
1日目は一般推薦、2日目にスポーツ推薦と
なっていた。

受験票が表示されてからは、
いよいよ運命の日がやってくる、とばかりに
息子はピリピリとかなりナーバスになっていて
受験の話を振ると「もう言わないで!」と
めちゃくちゃ嫌がり、
「何もやる気がしない…」と
勉強も手に付かない様子。

やり場のない気持ちの処理に
困惑しているようだった。

「明日は今までで、一番緊張すると思う。
試合で失敗してもその後の人生は変わらないけど
明日失敗したら進路が大きく変わるでしょ?」

そうか。ここが人生の別れ道だって
思っているんだね。

相当なプレッシャーを感じているようだ。
でも受験に真剣に向き合っている
証拠だとも思う。

確かに受かっても落ちても
進む目標は変わらないけど
目標に向かっていく環境は大きく変わるね。

でも、どちらになったとしても
目標に邁進できる道(学校)を選んだじゃない?
落ちたら落ちたで第二志望も決めてあるし、
大丈夫だよ。と思ったけど
さすがに言わなかった。


自分も受験時はこんな風になったっけ?
なんて思い出してもみたけれど、
私は美術推薦で早々と私立への入学を
決めてしまったので、
全く参考にならないノーストレスで
気楽な受験生だったのでした。

試験前夜も「何が食べたい?
好きなもの作るよ?」と聞いても
「食欲ないから何でもいい」と。

試合に行くわけじゃないから
そこまで気を遣ったメニューにしなくても
いいかな、と思いつつ考えていると
「カレーでいい」なんて言う。

夜は早めの夕食でカレーを流し込み、
11時には寝室へ。
ちゃんとすぐ寝れたのかな。

当日は6時起床。
おにぎりしか食べられないと言うので
おにぎり二つに昨夜の残りの、
具沢山な野菜トマトスープ。
あとは毎朝欠かさないヨーグルトとピルクル。

学校への集合時間は9時だったので
8時半には駅に着くように検索していたけれど
何があるか分からないので
もう少し早めにと、一本早い8:15駅着の
電車で行くことにした。

結果、この判断は当たりで、
8:15に息子からLINEが来て、
電車が止まって動かない、と!

しかし余裕を持って出発していたので、
8:35には駅へ着き(予定より20分遅れ)
事なきを得たのでした。

何が起こるかわからない。
本当に、念には念を、が大切。


受験日は、晴れ!

無事に何事もなく実技検査と面接が終わり、
12時半過ぎには帰宅。

どうだった!?と、手応えを聞くと
面接については学校や塾でやってきた
(トントン、ガラリ、失礼します!ペコリ!的な)
基本シュミレーションとは全く違って、
ドアは開け放たれているわ
荷物は持って行ってくださいね〜とか
練習していたことが全く役に立たなかった!
なんて勢い文句から始まったんで
その様子と表情からは落ち込む様子が
見られなかったので、かえって安心した私。

面接官は陸上部顧問と女性教員の2人に、
生徒が3名づつ。

面接で聞かれたことは志望動機に始まり、
部活で上位を目指す上でのモチベーションの保ち方、
学業と部活の両立について出来ること、
高校卒業後の進路についてと、
まずまず想定内の質問であった。

実技は無双してきたと言うので
これで落ちたら内申で負けたってことかな。

出来ることはやったようで、
悔いはなさそう。

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