Boy
快速は雨上がりの都心の彼方へ 今走り出そうとして
靴擦れのままホームへと急ぐ Boy
ちょっと疲れてる
急いでも間に合わない アナウンスが鳴って扉が閉まる
人波を抜けて壁にもたれてた 行き交う人達を眺めてた
次の電車まであとどれくらいだろう Boy
ちょっと壊れてく
探しても見つからない 遠い空にいつかと同じ青空
あの人はきっと新しい季節のなかで
新しい出会いを見つけるんだろう
あの人はきっと新しい人生のなかで
新しい翼を手に入れるんだろう
大人になれなかった Boy
覚えた言葉はたったひとつ
今日も繰り返してる… アイ・ラブ・ユー
あの人はきっと新しい街のなかで
新しい暮らしを始めるんだろう
あの人はきっと新しい運命のなかで
新しい愛を育むんだろう
あの人はきっと新しい人生のなかで
新しい幸福を手に入れるんだろう
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Creepに影響を受けて書いた