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住吉界隈いま・むかし⑱【墨江村大字南浜口】

『住吉界隈いま・むかし』は、1918(大正7)年生まれの白井伊之助さんが記憶と想像で描いた昔の「住吉界隈」(住吉区の西半分と住之江区の東半分 ※ 住之江区は1974(昭和49)年7月22日に住吉区から西部を分離して成立)と、同じ場所で撮った1980(昭和55)年(古くは明治時代)と現在の写真を見比べて移り変わりを見てみようとする企画です。

阪神沿線×タイムスリップ写真館」を見て我が町でもやってみようと思い立ちました。

これまで17回に亘り、次のスポットの移り変わりを見てきました。

住吉界隈いま・むかしの第18弾は、墨江村大字南浜口(現墨江3丁目9番・17番付近)を紹介します。『住吉いま・むかし』P.84・85からの転載です。

元は南浜村と呼ばれていたようで、かっては浜に面していたのでしょうね?

42年前の写真と見比べると、3階建ての民家に改築されている変化が見られるものの電柱の数は変わらず多いです。でも、1980年の写真の、右側手前の電柱は木柱のように見えますが……42年前には木柱が中心だったのでしょうか?

ひろしま森づくりコミュニティネット「電柱のはなし」より

因みに、電柱の耐用年数は木柱が15年、コンクリート柱が42年なんだとか。大阪市では『「大阪市無電柱化推進計画」を策定しました』に記されているとおり無電柱化に取り組んでいるようですので、やがて電柱が無くなる時が来るのでしょうか?

阪堺電車の「明治時代の架線柱」 設置から100年以上、いまも路面電車を支えてます」より

電柱じゃありませんが、電柱の情報を探していて、阪堺電車の「住吉鳥居前停留場」にある、電車に電力を供給する架線を支えるための架線柱かせんちゅうは1911(明治44)年建造のもので現在も使用されているということを知りました\(◎o◎)/!今年で111歳じゃないですか、スゴイ!!


2022-01-10

近くに、仏教系新宗教「|辯天宗《べんてんしゅう》住吉教会」がありました。1954(昭和29)年に建立された分院を前身とし、1976(昭和51)年に現場所へ移り新聖堂が建立され今に至っているそうですが、モダンなお寺ですね!!


#この街がすき #住吉界隈いま・むかし #墨江村 #タイムスリップ


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