住吉界隈いま・むかし⑪【墨江村大字殿辻】
『住吉界隈いま・むかし』は、1918(大正7)年生まれの白井伊之助さんが記憶と想像で描いた昔の「住吉界隈」(住吉区の西半分と住之江区の東半分 ※ 住之江区は1974(昭和49)年7月22日に住吉区から西部を分離して成立)と、同じ場所で撮った1980(昭和55)年(古くは明治時代)と現在の写真を見比べて移り変わりを見てみようとする企画です。
住吉界隈いま・むかしの第11弾は、墨江村大字殿辻(現墨江2丁目付近)を紹介します。『住吉いま・むかし』P.78・79からの転載です。
殿辻の由来となった墨江山も墨江殿も釣殿も全く名残なく、この場所の地名も殿辻ではなくなりました。
この道は旧熊野街道です。小学校の頃はこの道を通って通学していましたが、まさか歴史のある道だったとは当時は知りませんでした。京都から大阪を経て、熊野三山へ至る道です。
昔の絵にある「山口文具店」は小学生の頃利用したことあるけど...今は「清明学院高等学校」の敷地となりました。
同じく利用したことある住吉千躰郵便局は徒歩1分の場所へと移動しました。
次回も墨江村から、私の母校でもある大阪市立墨江小学校の昭和初期を紹介しします。