住吉界隈いま・むかし[23]【墨江村大字浜口(現長居公園通)】
『住吉界隈いま・むかし』は、1918(大正7)年生まれの白井伊之助さんが記憶と想像で描いた昔の「住吉界隈」(住吉区の西半分と住之江区の東半分 ※ 住之江区は1974(昭和49)年7月22日に住吉区から西部を分離して成立)と、同じ場所で撮った1980(昭和55)年(古くは明治時代)と現在の写真を見比べて移り変わりを見てみようとする企画です。
「阪神沿線×タイムスリップ写真館」を見て我が町でもやってみようと思い立ちました。
これまで22回に亘り、次のスポットの移り変わりを見てきました。
① 帝塚山古墳 (帝塚山西2-8)
② 青果市場 (上住吉2丁目16番付近)
③ 住吉座 (上住吉2丁目13番付近)
④ 墨江村大字上住吉 (上住吉1丁目付近)
⑤ 大正末期の蹄鐵工場 {万代6丁目9番(ガソリンスタンド横)}
⑥ 細江川 (細井川)
⑦ 墨江村大字遠里小野 (墨江東7丁目付近)
⑧ 墨江園 (墨江2丁目4・5番)
⑨ 止止呂支比売命神社(若松神社) (沢ノ町1丁目10番4号)
➉ 墨江村大字澤の口 (現墨江4丁目5~7番付近)
⑪ 墨江村大字殿辻 (墨江2丁目付近)
⑫ 昭和初期の墨江尋常高等小学校 (墨江2丁目3番46号)
⑬ 津守寺 (墨江2丁目3番46号)
⑭ 墨江村大字千躰 (墨江1~3丁目・千躰1・2丁目))
⑮ おいとしぼし大神 (墨江2丁目8番)
⑯ 正印殿 (墨江2丁目7番20号)
⑰ 後村上天皇行宮正印殿趾 (墨江2丁目8番)
⑱ 墨江村大字南浜口 (墨江3丁目9番・17番付近)
⑲ 昭和初期に出来た濱口市場 (墨江3丁目21番付近)
⑳ 大正時代の墨江村の風景の一部 カキ氷屋 (墨江3丁目16番)
[21] 端午の節句 (墨江3丁目15番)
[22] 墨江村大字浜口 (墨江3丁目12~15番)
住吉界隈いま・むかしの第23弾は、墨江村大字浜口(現長居公園通/墨江1丁目11番と墨江3丁目23番の間)を紹介します。『住吉いま・むかし』P.94~95からの転載です。
立退き疎開で藁葺き1棟(2軒)が道路になったとか。この道路は現在の長居公園通ですが、元々は1970(昭和45)年に開通した「喜連敷津線」です。
42年の前と比べると、以前は横断歩道に無かった自転車横断帯が今はあります。又、道路の北側に42年前は民家が建っていましたが、今は「|akippa《あきっぱ》 墨江1丁目駐車場」となっています。又、この駐車場になる前は「ローソン 墨江一丁目西店」がありました。
すぐ近くには大阪で唯一残るチンチン電車、「阪堺電車」(本社は住吉区)の阪堺線が走っています。又、様々なラッピング電車が走っていて踏切待ちも楽しいです🚃写真は「黄金糖」のラッピング電車ですが、黄金糖の本社も我が住吉区です!!
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