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住吉界隈いま・むかし⑲【昭和初期に出来た濱口市場】

『住吉界隈いま・むかし』は、1918(大正7)年生まれの白井伊之助さんが記憶と想像で描いた昔の「住吉界隈」(住吉区の西半分と住之江区の東半分 ※ 住之江区は1974(昭和49)年7月22日に住吉区から西部を分離して成立)と、同じ場所で撮った1980(昭和55)年(古くは明治時代)と現在の写真を見比べて移り変わりを見てみようとする企画です。

阪神沿線×タイムスリップ写真館」を見て我が町でもやってみようと思い立ちました。

これまで18回に亘り、次のスポットの移り変わりを見てきました。

住吉界隈いま・むかしの第19弾は、昭和初期に出来た濱口市場(現墨江3丁目21番付近)を紹介します。『住吉いま・むかし』P.106・107からの転載です。

昭和初期に現在の墨江3丁目21番付近に「濱口市場」が開設されていたとか。昭和初期は、1926(昭和元)年から太平洋戦争が起きる1941(昭和16)年までの時代です。あまり繁昌せず、空襲で一部焼失したとか。

2022-01-18

42年前の写真と見比べると、左下の住宅が改築されたりしていますが、「倉橋酒店」(墨江3丁目21-20)は未だ営業していました。以前は倉橋酒店の前にあった電柱は、斜め向かいに移動したようです。

2022-01-18

墨江西一会館」(墨江3丁目21-17)のある場所にはその当時、「みどりや化粧品店」があったとか。その左側の「酒醤油 中塚商店」も「みそ漬物 吉田商店」もその面影はなく、住宅が建っています。

2019-09-15

因みに、この辺りでは旧紀州街道沿いの「安立本通商店街」(住之江区安立3丁目)が健在です。


#この街がすき #住吉界隈いま・むかし #濱口市場 #タイムスリップ

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