住吉界隈いま・むかし②【青果市場】
『住吉界隈いま・むかし』は、1918(大正7)年生まれの白井伊之助さんが記憶と想像で描いた昔の「住吉界隈」(住吉区の西半分と住之江区の東半分 ※ 住之江区は1974(昭和49)年7月22日に住吉区から西部を分離して成立)と、同じ場所で撮った1980(昭和55)年(古くは明治時代)と現在の写真を見比べて移り変わりを見てみようとする企画です。第1弾は【帝塚山古墳】を紹介しました。
住吉界隈いま・むかしの第2弾は、【青果市場】(上住吉2丁目16番付近)です。『住吉いま・むかし』P.56・57からの転載です。
住吉っさん(住吉大社)の東門を出たところ、1912(明治45)年に青果市場が開設されたそうです。1974(昭和49)年以降の写真からは全くその面影はありません。
現在2021(令和3)年には、1980(昭和55)年の写真の左側の民家が無くなり駐車場になっていました。
又、1974(昭和49)年の写真の鳥居(東大鳥居)は、1978(昭和53)年に住吉っさんの東南角に再建され今も変わりありません。
青果市場は、1934(昭和9)年には未だ存在していたようですが、昭和のいつ頃まであったのでしょか?🤔
あっ、昨日は1933(昭和8)年生まれの伯母が来たので聞けば良かったです。 来月もまた来るはずなので聞いてみます。
住吉っさんの東門を出たところの左右には「ろうそく石」があります。これらもいつ頃からあるのでしょうか?この石は駒止め石なのでしょうか?それとも大鳥居の名残なのでしょうか?定かでないようです。色々と謎が多いです🤔
ということで、次回は青果市場のすぐ近くにあったという「住吉座」を紹介します。