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せかいたび60-63日目240707-0710🇮🇹イタリア周遊旅ナポリ編

7/7

ローマからナポリへ移動。
ローマからは1時間10分で到着します。

ナポリ駅へ到着。
おおっと早速、車のクラクションの応酬がしてる。

東京の新幹線の駅とメトロの駅の場所がすこし違うように、5分ぐらいあるいてメトロ側の駅へ移動した。
さてチケットを買おうかなと券売機に近づくと人だかりができてる。

そしてなぜか地下鉄の改札が閉まってる。
張り紙を翻訳してみると、ストライキと書いてある。
ローマでも食らったけどナポリでも食らってしまった。

とりあえずフローズンコーヒーを飲んで待つ。

飲み終えてもメトロ再開は17時半。
まだ1時間もあるので歩くことにした。

ナポリの道をてくてく、重い荷物とともに歩く。
宿まで歩いたら25分ぐらいだった。

ナポリの路地は聞いたとおり、なかなかに荒れている。
イタリアを下に降りて来たわけだけど確実に治安は悪くなっているのを肌で感じた。ちょっと細い道入ると怖い雰囲気。
というか落書き多すぎる。

宿に到着。

2段ベットの下。下よりも上が好きなんだけどなあ。決められてたのでしゃーなし。

とりあえず、お腹空いたのでピザを食べに行く。
いわゆる旧市街の方へ行くと細い路地が多くなる。

狭い路地の外に飲食店のテラス席がある。

ナポリの本場のピッツァ初戦!さあこいっ!
ビールも頼んで準備万端で挑む。

ディアボラという辛いサラミのピッツァ。
具が乗っているところは薄ーく、耳はしっかりなタイプ。
ナイフで切りながら食べるけど指で持ち上げるとペロンと具が落ちちゃうので巻いて食べる。
写真を見返してもよだれが垂れてきちゃう。
ビールとピザで11.5€。

店内ではせっせとピザ窯にピザを入れて回転させる職人がいる。
お会計のときに、食後酒をサービスでもらったけど、喉が熱くなるぐらいのアルコール度数だった。
せっかくだけど、うわ〜強いなあ!って言って、ひと口いただいて返却した。


ウンベルト1世のガレリア


ミラノとほんとによく似てるガレリア。
規模は小さめです。

そこから出て港に向けて歩くと、ヌオーヴォ城という要塞?もよく見えます。
なかなか強そうな見た目。

宿の近くのスーパーで物価調査。

パンだけでこれだけの種類がたくさん売ってる。
床に袋が散らばってるのは御愛嬌。

惣菜もたくさん売ってる。

7/8

このホステルは追加費用もなく、朝ご飯付だった。珍しい。
いろいろピックアップしていただきます。
赤い飲み物はブラットオレンジジュース。

今日はポンペイ遺跡に行く。
世界史で勉強したことがある名前だ。
79年にナポリ近くのヴェスヴィオ山の大噴火によって壊滅した都市。
あまりに被害が甚大だったため多くの火山灰が降り積もり、長期間そのままの形で保存され、時が止まった街として知られている。
今もなお発掘作業が行われている。

ポンペイ行きの電車はメトロ側ではなく、新幹線側にありました。
とはいえ、ホームが少し離れている。
東京駅で言えば京葉線みたいな感じ。ちょっとわかりづらいところにある。

そうそう、この改札はVISAタッチで入場できず、チケットを買う必要がありました。
結構混んでいたので早めに買うことをオススメします。後述しますが行きと帰りで別の電車に乗りますが、ここで往復買って大丈夫でした。

電車がボロボロで大丈夫か。
外側も落書きたくさん。

ポンペイなんちゃら駅に到着。ほとんどみんな目的地はここ。
途中の通過駅も無人駅とか多くてローカル線なんだろうな。

ポンペイ遺跡

ここも事前予約できるので予約推奨です。


スタビアーネの浴場

遺跡の中はめちゃくちゃ広いです。見どころは点在してて結構歩きます。
日陰は少ないので帽子や日焼け止めなど対策は必要と思います。

娼婦の館(ルパナーレ)

当時にしては珍しく性に開放的だったことがわかるそう。
壁面のフレスコ画には、いろんな体位が描かれていた。


※一部性的な写真があります。



ポンペイ遺跡の猫ちゃん。
レストランでパンをテイクアウトしてきたお兄さんが腰かけて置いたパンを狙っている。

逃亡者の庭

少し奥まったところにある。
噴火後、逃げるも間に合わず、火砕流にあい、そのまま生き埋めになった人間の像。
子供の姿もありありと表現され、


※一部ショッキングな写真があります。


じっくり遺跡を散策して、帰りもまた電車で帰る。
行きと違う出口から出てポンペイ駅へ向かう。
同じ駅で帰るよりもこうやって帰った方が良いと思います。

行き

帰り

古い紙幣がたくさん売ってる骨董品屋さん。
EUになる前はそれぞれ通貨があったりしてこれは大変だったろうなあ。

こっちが帰りのポンペイ駅。
改札ないので、ベネチアのときみたいに機械にキップをガッチャンしました。
印字が必要とのことです。

無事にガリバルディ駅に戻ってきた。
ナポリの書店で日本の漫画が席巻している。
Mangaのパワーはすごいなあ。

ちょっと一休みして夜ごはん散策。
なんか揚げ物つまみを食べる店みたい。
地元民に大人気っぽいので気になってた。

しょっぱい揚げパンとイカのすり身コロッケとかいろいろ。
これもビールがないとねえ。

スフォリアテッラを食べる。
ナポリ地方の名物の焼き菓子。
ハマグリの形をしていて、外側が何層もの生地で焼かれていてパリッパリ、中には少しオレンジピールの入ったリコッタチーズ。
元気なおばちゃんが対応してくれる。


ナポリの港

見事にポンペイを壊滅させたヴェスヴィオ山がみえる。
もともと富士山みたいな形だったみたいだけど79年の大噴火によって上の部分が吹き飛んで大地に降り注いでこの形になったとか。

7/9

ナポリの街が一望できると噂のサンテルモ城へ行ってみる。

入場するのに裏側へぐるっと回ります。すこしわかりづらい。
チケット売り場。

あれっ?2.5€。
Googleの事前情報では5€だったけど安かったのでよし!

またもや進撃の巨人を彷彿とさせる壁。
バチカン市国の壁のときとおなじ。
でもこっちは高さもだいぶあった。

素晴らしい絶景でした。

自分は行きは電車で近くまで行って帰りは歩いて降りました。
すれ違いで旧市街の方から歩いて登っている人いたけど、結構登りますのであまりおすすめしません。


旧市街地散策

マラドーナの通りとして有名なところを歩いてみた。
ナポリの英雄としてみんなに愛されているらしい。
サッカー疎いのであんまりわからないけど、もちろん名前は聞いたことがある。

地元のおばちゃんが上からお金を入れたバケツを降ろして、八百屋さんの野菜を買ってる。八百屋さんはバケツからお金を取って野菜を入れる、おばちゃんはバケツを引き上げる。すごいシステム。

マラドーナの顔ドアップのテーブルでいただく、レモネードシャーベット。


マラドーナの推しがすごい。

赤ちゃんのよだれかけにもマラドーナのドアップ。

これじゃあお店は入れないよ。
クーラーが涼しいんだよね。


Youtubeとかでよく紹介されていたピザの有名なお店に来てみたけど、激混みだった。これはやーめた。

ということで近くの負けず劣らず評判の良い店に。
トマトの酸味とチーズのもっちり。
ほんとにピザはどこで食べてもうまい!という感想しかない。
ここはQRコードでスキャンすると画像付きの日本語メニューも出てきてありがたかった。おススメです。

トイレットペーパーに著名人が印刷されている。
これはどういう意図なんだろう。
個人的には推しの人であったら、余計にトイレットペーパーに印刷して欲しくないかなあ。

7/10

ナポリから旅立つために空港へ。

空港までは、ガリバルディ駅からバスを乗って行くつもりだった。
5€で20分かからないぐらい。
でも、バスを並んで待ってたら、タクシーの兄ちゃんが話しかけてきて、
5€で行くよということなので、じゃあお願いと承諾。
相乗りの相手を見つけてタクシーで空港まで行った。

次はスペイン、バルセロナへ向かいます。

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