行動できない症候群の処方箋(その2)
お約束通り、昨日のこの記事の続きを書きます。
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やりたい気持ちがあるのになかなか行動ができない症候群について、2つのチェックポイントをお話しました。
一つ目は、これをチェックしましたね。
どこに向かっているのか決めないうちに歩きだしちゃうことって、結構気づかずにやっていたりしません?
でも、行き先が決まらなければ、行き着けません(笑)
どこを目指せばいいのかもわかりません(笑)
ここがクリアできていて、まず何から始めればいいのかも分かってる。
それでも、動き出せない、と言う時は、次のチェックです。
気ばかり焦って無理をすると、できることも続きません。
嫌になっちゃったり、負担になりすぎて、やる気がなくなっちゃったり……
それを解決する方法のひとつとしてお薦めしたのがこれでした。
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では、ここからが今日の本題です。
なぜ、大掃除なのか?
目標や目的を持って何かを始めると言うのは、つまり「これまでにやっていなかった新しい何か」をやり始めるということですよね。
今の状況が、暇を持て余して仕方ない、というならともかく、多くの人は、やらなきゃいけないこと、やるべきことで満載の毎日を送っているのではないでしょうか。
そこに、さらに「新たな何か」を加えようとするわけです。
どう考えたって、楽チンなことじゃなさそうです。
なかなか動き出せない、始められない。
そう思うのも当然でしょう。
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なので、まずは、新しい何かを始めるための、時間とスペースを作る。
そこからスタートする必要があるわけです。
そこでまずは、大掃除、というわけ。
部屋を片付ける
デスク周りを整理する
不用なものを処分する
汚れている場所をきれいにする
……などなど
ごちゃこちゃしたデスクや、ファイルだらけのデスクトップ、調理器具や食器が出しっぱなしのキッチン……
作業がスムーズに進むはずがありません。
必要なファイルやお皿を探しているだけで、時間も労力も削がれてしまいそうです (;'∀')
散らかっているもの、乱雑なもの、清潔でないもの。
そうしたものは、思っている以上に、わたしたちからエネルギーを奪っています。
断捨離とかおかたづけというのが流行りましたが、あまり大げさに考得なくていいと思います。
日々の何かのついでに片付けたり、ちょこちょことマメにお掃除するだけでも、かなり違ってくるものです。
それが大掃除ならば、さらにスッキリ度もアップしそうですよね (^^)
綺麗に片付いたお部屋なら、気持ちも明るく、軽やか。
はい、お疲れ様! 大掃除出来上がり!!
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でも、ちょっと、待ってくださいね。
ひとつだけ確かめてみてほしい場所があります。
それは、表からは見えていない場所。
クローゼットの中、引き出しの中、シューズボックスの中、
洗面所やキッチンの下の棚の中……。
いかがでしょう?
きれいに、キチンと片付いていますか?
実は、この目に見えない場所。これがとても大事なんです。
つまり、人間で言えば、潜在意識に当たる部分。
部屋をきれいに片付けようとして、とりあえず何でもかんでもクローゼットに押し込んじゃったりしてませんか?
引き出しの中が、細々したものでゴチャコチャ溢れかえっていませんか?
外からは確かに見えませんよね。
一見すると、きれいに片付いたお部屋で、スッキリしたデスクです。
でも、本当はそうじゃないことを、他ならぬあなた自身は知っています。
これが、実はあなたから多くのエネルギーを奪っているのです。
見ないふりをしていても、それは確実に小さな棘のようにチクチクとあなたを責め続けています。
それでは、何か新しいことにチャレンジ~!なんていう大きなエネルギーが湧いてくるはずもありません。
いくら高価なドレスをまとっていても、スーパーで買った安売りのランジェリーを身に着けていたのでは、本当に自信に満ちた美しさは生まれてこないことでしょう。
すべては、同じこと。
人目に触れないもの、隠されているものが、真実のあなた、本当のわたしです。
お部屋も同じ。心も同じ。
目につかない場所からきれいに片付けていくと、それに連動して自然と外側もきれいになります。
心の奥までスッキリしていれば、頭もスルスルと動きます。
ということで、今年の大掃除はぜひ、隠れた場所から手をつけてみてください!
本当に、スッキリ、軽やかになります。
やってみると、すぐに実感できると思いますよ。
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そして、こちらが番外編。さらに一歩進んでみます。
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日々を満たされて生きるために、誰にでもできるささやかな幸せ習慣。
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