アドバイスか、押しつけか
このことろずっと、人それぞれの持つ心理的なタイプの違いについて考えています。
同じことを言っても、違う反応が返って来る
同じやり方を伝えても、同じ結果にはならない
こうすればいいのに!と思って親切心でアドバイスしても、ありがた迷惑になることがある
こういうことが起きる理由。
それが、それぞれの持つタイプの違いだと思うのです。
あの人が他の人の言うことに耳を傾けないのは、素直さや謙虚さに欠けるからではなく、考え方やモノの見方(見え方)が異なるからかもしれません。
先生の言うことがさっぱり理解できない、納得できないのは、自分の勉強が足りないからではなく、たがいの考え方やモノの見方(見え方)が異なるからかもしれません。
そう考えることで、「できない・やらない」の謎が解けると思うのです。
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たとえば、なにかをやろうとする時に、長期的視野で物事を考える人と、短期的に目の前のことに集中する人がいます。
大器晩成型と一点突破型。マラソンランナーと短距離走者。
まずは目の前のことを優先するか、その先にあるもののために今を考えるか。
わたしは全体像から入って、そこから実際的な小さな行動を考えていくタイプです。だから始めるまでに時間がかかります。
反対に、あまりあれこれ考えずに、すごい勢いで動き出せる人もいます。
その行動力を羨ましいと思うけれど、だからと言ってわたしがその人のマネをしてもうまくいきません。
タイプの違いってそういうことです。
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環境や状況を利用して自分に制限をかけたり、時間管理をした方が行動しやすい人がいます。そうした外圧が心理的にストレスになり過ぎて、かえってやる気を失う人もいます。
なので、人それぞれの心のタイプや傾向を考えに入れずに、一方的に「○○すべき!」「これ一択!」と言う人には注意が必要ですね。
その人は少し視野が狭くて思い込みが強いか、上から目線で押しつけがましいか、独断的で配慮に欠けるか、どれかである可能性が考えられます。
「あなたのためを思って言ってるのに」と迫ってくるようなら、さっさとしっぽを巻いて逃げたほうがいいかもしれません(笑)
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自分とタイプの違う人のやり方を形で真似ても、うまくいかないものです。
人にはその人その人の心の反応と行動のパターンがありますから。
違うタイプのやり方はなかなか結果が出しにくいし、場合によっては苦痛にさえなりかねません。
最初は気合いでできたとしても、ムリがあるから継続できず、結局は挫折してしまう。そんなことも起きます。
もし、そういう経験があったとしても、それはあなたの努力が足りないせいではなく、合わない方法を無理にやろうとしたために起きたこと。だからうまくできなかった自分を責めないでくださいね。
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こうしたひとそれぞれの行動・反応タイプの違いについて、わかりやすく見分ける方法を作れないかな、と思案中です。
自分を知り、相手を知るには?
どこが同じで、どこが違うのか?
なぜそう思うのか、どうしてそう行動するのか?
互いの良さを活かしあい、足りないところを助け合うためにどうする?
自分の行動のクセや傾向を知るための手がかりとなるもの、言うならば「行動の取扱説明書」です。
一日も早くお届けできるように、がんばっております。
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