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携帯ショップの質問客、筋トレYouTubeのコメ欄に文句、どっちも残念な情弱。

コワーキングスペースの本棚にあった本に目が向き、数時間で一気読みしました。

○第1章 「一流のブランド人」になるために知っておきたい5つのポイント
「あなたというブランド」のつくり方
「セルフ・ブランディング」では人を惹きつけられない
「○○株式会社の××さん」はブランドではない など

○第2章 あなたをブランド人へと導く「ジョハリの窓」
自信のある商品やサービスだけを提供せよ
一流は「人の真似」をしない
「よいイメージ」はどうやってつくられるのか など

○第3章 一流企業に学ぶブランドの築き方
「営業担当・岩田松雄」をブランドにするには
「この人から買いたい」と思ってもらう方法
スターバックスを崩壊させる3つの方法 など

○第4章 「一流の人」と「どこにでもいる人」のちょっとした違い
昇進する人、しない人の決定的な違い
仕事にやり甲斐が感じられないときの処方箋
就職面接で、面接官に絶対に伝えなければいけないこと など

○第5章 一流は「相手の幸せ」を探す
「センシティブ・トレーニング」のススメ
「ロール・モデル」にする人の4つの条件
ブログやS N S でブランドをつくる など

ブランド  「自分の価値」を見つける48の心得 目次

この本で最も響いたメッセージ。

「未見の我を心から信じなさい」


恥ずかしながら、この言葉にであったのは初めてでした。調べてみると、

未だ出会ったことのない自分。試練を経て、成長した先にいる新たな自分。

もとは幕末の武士・思想家・教育者として知られる、吉田松陰の残した次の言葉に端を発します。

未だ、見たことのなかった自分を目指しなさい。
心は熱く、一生に一度くらい、本気でやってみなさい。必ず達成します。運命を造りなさい。

致知出版社 人間学用語集より

先月、45歳になって「人生とは何たるか。どう在るべきか。どう生きるのか」を内省していた僕にとっては、ヒントになる内容ばかりでした。

振り返ってみると、僕の半生の殆どは未見の我を探す旅でした。10代・20代のフリーターしながら目指したメジャーデビューへの道、そこからピボットして放送作家への道、コロナ禍になって東京から福岡に拠点を移した現在の道。

その時は「挑戦しよう」なんて微塵も思っていません。「定職に就くのがいや」とか「華やかな業界で表現したい・働きたい」という動機だけで、後先も考えずにやってきました。

男性が45年生きてきて通るであろう儀礼の多くはしてきませんでした。結婚もせず、子どももおらず、家も買わず、車も買わず、まして免許も取らず。でも、そんな半生でも後悔はありません。むしろ、社会がこんな僕をよく受け入れてくれるよなーと、心の底から感謝しています。

30代後半から、社会をより良くしようと課題解決に邁進している方々との交流が増えてきて、40歳を過ぎた頃から「自分にも、社会に対して何か還元できることがあるんじゃないか」と考え続けて5年ほどが経ちました。

このnoteでは何度か言及していますが、僕は「人生を賭して成し遂げたいこと」、いわゆるミッションを持ち合わせていません。全く考えたことがないわけではないけど、何となく避けていたというか、それよりも毎日をどう生きるかに日々の思考をシフトしている傾向があったんですね。

でも、還元できることも考えないといけない。当時の僕はメディアの人として、番組作りに関わっていたので、自分のネタをだして番組から紹介したり、ライターとして執筆した記事がネットに公開されたりして、ちょっとでも視聴者・読者の気付きになればと情報を集め、精査し、提供できるようにしていました。

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で、そんな仕事をずっと続けているうちに、気づいてしまったことがあります。


「マジで、世間のほとんどの人が、情弱。」


百歩譲ってね、自分の関心外のことを知らないのは、まぁいいですよ。僕だって、ブラジルでいま何が流行していて、どんな商品がヒットしているとかは知らないし、今の自分には必要ないから、それはさすがに必要はない。

きょう、ドコモショップを通りかかって、店内のなんとなくのぞいたんですよ。中年以上でマスクをつけた客がたぶん、スタッフに料金プランや端末について聞いているんでしょう。

客「私たちはどのプランがオススメなんでしょう?ahamoってのが安いと聞いたんですけど」

スタッフ「ahamoはお客さま自身での手続きが必要になります。スタッフの対面サポートがありますが、1回3300円(税込)となります」

客「え、それで3300円もかかるの?」

的なやりとりはきっと、全国のドコモショップで展開されているでしょう。スタッフさんも「じゃあ、あんたらでやればいいじゃん」と思っているに違いありません。携帯電話ショップと家電量販店の1階にある携帯電話売り場のカウンターには、たくさんの情弱が集まる「情弱パラダイス」になっています。

せっかく菅さんのおかげで、通信料金が半分以下になる選択肢を選べるようになったのに。僕はahamoのリリース初日に秒で変更しました。手続きも20分かかりませんでした。

いまは殆どの方がスマホがあるんだから、自分の周りのことくらいは調べて行動に繋げないと、いつまでたっても携帯キャリアに余計な費用を払い続けることになりますよ。

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いま僕が取り組んでいる肉体改造にも、情弱が多いこと。

いまや筋トレ系のYouTubeがレコメンドにたくさん出てくるくらいYouTubeを見るんですけど、動画を見た情弱さんのコメントがまぁ面白い。

「動画の通りやったけど、全く変化がない!詐欺だ!」

肉体改造前の前の自分が見たら、「え、効かないの?それはちょっとうさんくさいかも…?」と思っていたかもしれません。

ジムに入って2ヶ月半になりますが、全くの初心者からリサーチしてわかったたった1つの結論は「インストラクターに直接、器具の使い方やトレーニング方法を聞くのが、最も効率的だ」ということ。

その視点を持って探したジムが福岡にたまたまあって、月7000円程度で結構ガッツリインストラクターさんがトレーニングを見てくれる。

利用者が少ないときは、ほぼマンツーマンでフォームチェックもしてくれて、こんなにコスパの良いジムは全国探してもないんじゃないかなと。おかげさまで、2ヶ月ちょっとで4分割トレーニングに進むまでになりました。インストラクターさんに「早いですね。おめでとうございます」と言われたとき、めっちゃくちゃ嬉しかったです。

筋トレYouTubeと同じ見た目のフォームでも、微妙に角度が違って力のかかり具合も変わってくるし、「このトレーニングは身体のこの部分に効かせるんです」と説明を受けるだけでも、意識が変わってくる。

いまは筋トレ情報を集めるのが面白くて仕方ないです。

情弱は筋トレYouTuberの映像だけを見て、見よう見まねでトレーニングをしたつもりになっている。筋トレに近道はねぇよ。正しいフォームで適正な回数を組んでやるんだよ。

30代前半のころ、数ヶ月だけティップネスに通っていましたが、このときは全くもって身体に変化がなくて、それから「筋トレなんて、やってもやらなくても効果がないんだ」という謎の理屈をつけて筋トレ嫌いになりました。振り返ると、筋トレ情弱の遠吠えですね。恥ずかしい。

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「未開の我」を知り続けるには挑戦し続けることが不可欠です。でも、その挑戦には必ず、「情報集め」という作業が必要になります。情報が不足したり、集める情報を間違えてしまうと、挑戦はうまくいかないでしょう。

集めた情報は、そのまま鵜呑みにしてはいけません。情弱へファーストステップです。鵜呑みにせず取捨選択をして、自分に合ったが情報をつかんでいきましょう。

「これだ!」と思える情報に出会えたら、あとは愚直に実行し続けましょう。僕が8ヶ月で20キロ落としたダイエットは、自分に合っていると思ったんです。信じて良かった。

世の中にはいろーんな情報が溢れています。情報を扱う仕事を長くやっていたおかげで、情報集めも取捨選択も本質選びもそれなりにできるようになりました。

みなさんも情報強者になって、より良い豊かな人生を歩みましょう。





バカだと思われたくないでしょ?




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