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不安99.9% 希望0.01%で何とか生きているおっさんへ

作家・ジャーナリストの佐々木俊尚さんの記事。「16歳からのライフ・シフト」を読み解き、人生100年時代に必要な能力を解説している。

もはやググれば、正解のある問いがわかる時代から、ChatGPTの登場でもはやググる必要もない時代へ。しかも、その時に導き出されたであろう「答え」は数年、いや数ヶ月経てば「正解」ではなくなっていく。

X(旧・Twitter)を眺めていると、やれ理想のライフスタイルだの、いけてるビジネスモデルだのマーケティング理論だの、特にリサーチやヒアリングや取材もしないで、誰かの受け売り的なポスト(旧ツイート)をインプレッション欲しさに垂れ流している。

みんな、将来が不安なんだな、と。

僕も不安ですよ。ChatGPTを使えば使うほどブラインドタッチを極めて誇らしげにしているタイピングの価値がどんどんなくなっているのを感じるし、
2023年11月16日時点で人間・木村公洋が持っている強み、世の中にどんな価値を提供できるのか、誰を喜ばせて幸せにできる自分であるべきなのか。

15年前の自分が聞いたら「いやいや、面白い番組・コンテンツを作っていればそれでいいっしょ」と疑問を投げかけているだろう。30代の僕はどこか斜に構えた、傍から見たら愛嬌はあるように見えるが、没個性を嫌い、面白くないといわれることに怯え、「人と違うことをする。右向け左!」だけを磨き続けていた。

佐々木さんの記事では「無形資産」の話に触れている。僕は「ブン屋」の経験はないが、記者という仕事は異常な環境で仕事をしている。それはテレビもほぼ同様だ。僕はシフト制の現場だったけど、重大・緊急ニュースがあるたびに早出・残業をしていた。残業手当?そんなもんあるかい。

でも、執筆力・編集力はこの現場で究極なまでに磨かれたし、これまでに1000近くの人・事例を取材し、原稿・台本に落とし込んできた。

普段の生活でも人間観察をするクセが身についた。笑顔で話しているのに心ここにあらずの人、僕に対する警戒心むき出しオーラが否が応でも見えてしまう人、出会って1時間でお互いにタメ口を話しているのに、お互いに全然嫌な気持ちがしない女性。この恋はまさにワインレッドの心だった。

40年以上、好き勝手に生きてきたので、記事の見出しにドキッとした。「何か残ったか?」と問われると、無形資産としてのライティング力・構成力・行動力・傾聴力・トーク力などなど、とりあえず目の前の仲良くなりたい人とに興味を持ってもらって覚えて帰ってもらえるような努力はめちゃくちゃしている。

先日、大分にいる友人女性からキャリア相談を受けた。なんだかどんよりした表情だった彼女が60分後、少しだけ吹っ切れた笑顔を見せてくれた。相談といっても、自分の考えを押しつけるのではなく、とにかくいったん話を聞ききる。相談事の奥にある彼女自身の在りたい姿・なりたい姿を。

一流のプロレスラーは、どんな相手の技もきっちりと受けきり、相手の魅力を存分に観客にお見せする。そこから今度は余裕たっぷりに相手に技を仕掛け、試合を終わらせる。プロレスが「受けの美学」といわれる所以だ。

人生も受けの美学。これも私の無形資産のひとつだ。人の話を遮って話題泥棒する人とかいるけど、自分の技ばかり出して勝利するプロレスラーは相手レスラーから嫌われちゃうよね。

友人女性から相談を受けている中で、自分の人生キャリアもかいつまんで話した。

「今後は自分が持っている価値観やマインドを、より多くの人に話したい。僕の考えていることは、明らかに普通の人と切り口や角度が違うと最近ようやく自覚した。多様な考えを知るキッカケになって、仕事や生活に変化が起きてくれれば、日本や社会がより良い方向に向かっていくと本気で思っているから」

文章にして俯瞰的に見て「ずいぶん大それたこと言ったんなー。自信家かよ」と思ってしまったが、一方で、「でもそうなんだから仕方ない。これも運命・宿命だと思って多くの人に知ってもらう努力をしていかないとなぁ」とも思う。だからこそ、微力ながらこのnoteを書き続けている。

書きためたnoteを読み返すと、伝えたいことがだんだんと明確になってくる。

挑戦、好奇心、行動、偏愛、パッション、ワクワク、面白がる、笑顔。クリエイト。モノづくり、誰もやらないことをやる。誰かの心を動かす。ハッとさせる。雷のような衝撃を落とす。

全部、正解がない話題なので、まぁPVが取れない。取るための工夫はしているけど、ストックコンテンツとして残っていくのがまだ幸い。もっと瞬間的な発信を繰り返していかないといけない。

いい学校も行ってないし、いい会社にも就職したことはないし、未婚・子なしだしマイホームはおろか車の免許取ったことない。でも、楽しいし幸せなんだよね。

人の幸せにケチ付けるヒマがあるなら、自分の幸せを追い求めようよ。幸せは与えられるものじゃなくて、自らつかみに行く、もっというなら自ら感じて幸せを得られるのをわかっている人、どれくらいいるんだろう。

Yahoo!ニュースに配信されるコタツ記事やゴシップ記事を読んだって幸せになんてなれないのに、妬み嫉みの攻撃から来る快感は得られるけど、その記事を読んだ無駄な2分を、一緒に未来を生き抜く大切な人との会話に費やしたほうが確実に着実に幸せなんだよ。

ホリエモンや田村淳さんにネチネチとリプを飛ばす人のほとんどは、友人も少なくて孤独で、自分なりに頑張ったのに世の中は評価してくれなくて、表情もだんだんと暗くなって、死んだ魚のような目つきになって、でも誰かに構ってほしくて、Xで輝く著名人にちょっかいを出してしまう。

普通にちょっかいを題しても構ってくれないから、「お前が〜」というマウンティングを取ってしまう。スマホをポチポチするくらいの行動力しかないから、「電話待ってるよ!」と淳さんにリプられても、「いや、そんなんじゃねぇし」とビビってる。苦笑、失笑、大爆笑。

20代でこれやってたらまだ可愛げあるけど、同世代の40代でやっていたら引くわ。いっつも人のせい、社会のせいにして、自分の内面に向き合わず、ダメな自分をさらけ出すこともせず、プライドだけは高い。人生の失敗談をあけすけに話すほうがみんな喜んでくれるのにね。

どんな時代でも生き抜いていける人間力を身につける。そんな人を1人でも増やすべく、このnoteを書き、目の前の人に熱く語りかけていく。

昭和だろうが、平成だろうが、令和だろうが、人間力の本質は変わらない。ロボットみたいな人間は昭和・平成初期までしか求められなかった。ロボット人間からの脱却は令和以降の時代を生き抜くための必須能力なんだよ。

アタマで理解してもダメ。腹落ちするくらいまで、丹田の奥底まで染みこませてこそ血となり肉となる。


最低3年はかかる。


今からでも遅くない。もしあなたが45歳だったら、50歳までに覚醒できる。


人生の後半戦を、ワクワク楽しく生きる最後のチャンスだよ。


思うように身体が動くギリギリの年齢だということを自覚しましょう。





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また、2023年5月分から投げ銭記事にしました。私が好きな缶コーヒー1本をあげてもいいよという心優しい方の投げ銭もお待ちしております!

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