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緊迫度を増すウクライナ情勢

今週に入りNATOは、ロシアとの緊張が高まるウクライナ情勢への対処のために高度即応統合任務部隊(Very High Readiness Joint Task Force, VJTF)を戦闘配置につけることを表明した。2014年のクリミア危機を契機に創設されたVJTFは、NATO加盟国が持ち回りで編成する部隊であり、今回の部隊はトルコを中心に編成されている。

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