寄り道で出会う、発見と感動の花記録
趣味は「楽しく嬉しい」そして「心の満足」が第一。
一方、プロは収入にしていくことが第一。
私がつくづくプロ農家はできない!と思うのはこんな時。
つい見てしまう、その後が気になるといった具合です。
プロ農家はそうはいきません。
生産性、歩留まり、収量を上げることが至上命題のプロ農家は、
圃場を効率的に管理運営していかなければいけないので
先手先手、緻密なスケジュールの元、野菜を栽培しています。
だからこそプロなんですよね。
◆心に向き合い楽しみの範囲を広げる
趣味の菜園は、まず「楽しみ」が第一。
自分が満足しなければ意味がないのが趣味というものです。
そして同じ趣味でもやる理由や楽しみ方は人それぞれ。
人の数だけ楽しみの内容や楽しみ方があると思うから、一つに絞ることもないし、相乗効果の極み、が趣味だと思います。
菜園の場合、自然相手ですから、良くも悪くも想定外は意外とたくさん発生します。
発見が楽しみになることもあります。
寄り道が発見になる、そんな感じです。
特に今年は「花」の寄り道と発見に恵まれた菜園でした。
◆空心菜にも花がある
当たり前ですが、人間は見ないと気付けないものなのです。
この野菜にこんな花が咲くのか!という今年最大の発見!
時間がなくてほったらかし、気が付いたら花が、、、というのが本当のところですが、片づけ遅れで出会えた菜園風景。
感謝!!
ちなみに葉を摘んだら茎には蕾が付いていました。
なんと家の中で控えめに咲きまして、空心菜に2度驚きます。
◆夏のエネルギー「オクラの花」
オクラの花は定番ですが、夏の太陽に向かって咲く淡黄色の大きな花はいつも元気をくれました。
◆蜂のお気に入り「ゴマの花」
ブンブンブン、蜂が飛ぶ!を地で言くゴマの花。
蜂の写真は残念ながらないのですが、たくさんのミツバチと、「ブンブン」の音が一際大きい蜂が一匹いつも来ていましたね。
◆「バジルの花」もお好き
暖秋にかまけてそのままにしていたバジル。
葉っぱを取り切るぞ!と決めて出向けばこの様子。
何匹も蜜を集めていたらやっぱりそっとしてあげようと思ってしまうのが人情ですよね。
◇◇◇
自然のリズムに沿って適応できる環境を活用する動植物の営みは、人間から見ると些細な風景ではあるけれど、その環境に人間も守られていると実感します。
菜園の花たちが、楽しみをも超えた優しく聡明な情感をもたらし、心を整えてくれました。
焦らなくても神様は見ている、そんな気持ちにさせてくれた夏と秋の菜園模様。
お読みいただきありがとうございました。
春菜園のお花の話はこちら↓↓
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