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バイオレントなささやきが新世界を見せてくれた話

各所で聞く、ハンマー/エフェクトの第2バージョン、バイオレントエフェクトの高評価

元祖エフェクトはパール素材だが、バイオレントの方はパール多めのハイブリッド素材

パールの弱点であるオイルの弱さを少量ソリッド素材を混ぜることで安定感を増すように設計したとのこと

ちなみに元祖エフェクトでパーフェクト、4ゲーム自己最高記録(1,033)を出した他、人生初挑戦の承認大会など主だった遠征でかなり活躍している、自分にとっては神ボール

オイルの壁が高い時やフレッシュレーンでは若干暴れることもあるが、かなりの広範囲で使える

遠征には必ず持って行く球のひとつだ

加えて、150ゲーム以上は投げているはずなのに、一度もオイル抜きをしなくても性能が全く落ちてこない

寿命も長い神ボール

なんて最強じゃない?


そんなボールの再設計バージョン、当然欲しくなるんだけど・・・

悩んだ

元祖エフェクトと大差ない可能性もある

ハイブリッド素材ということで、せっかく手前のスキッド感とパワーを溜めて奥で爆発させる動きの良さが、キャッチが勝ちすぎてぼやけてしまう可能性もある

加えて最近ボールが一気に増えたので、本当に必要なのか?をめちゃくちゃ考えた

日数が経過するにともない、プロショップに5個ほど置いてあったのが、1個、また1個と減っていく・・・



一度は本気でパスしようとした

けど、やっぱりエフェクトのコアの動きが自分と相性が良いしけっこう好きだ



そしてつい先日、ショップに置いてあるのは最後の1個となっていた



これが売れてしまったらおそらくもう手に入らないだろう・・・


残り物には福がある?
最後の1個となった、ショップにディスプレイしてあるバイオレントエフェクトをじっくりと見た


ピン、CG、マスバイアスの並びはまぁまぁだ。悪くない


そして元祖エフェクトに関する、ある噂があって、それは・・・



曲がりに個体差がある


どういうことかというと、エフェクトシリーズの特徴として、4色配合をしているという点が起因して、配合とドリルの配置の具合でキャッチが強さに差が出る、という


ちなみに自分が持っている元祖は、噂の主の見立てでは「キャッチ強め」らしい


ということで、ディスプレイしているバイオレントに話を戻すと、


ドリル位置とトラックをシミュレーションすると、パール素材と思われる場所をかなり多く通ることが想定された


これで心配している「キャッチの勝ちすぎ」は軽減されるだろう


さらに、ドリルのレイアウトでコアの作用を少し奥にするようにすればさらに心配事は圧縮されるはずだ



ということで、買った(笑)



実際に投げてみた感想


ちなみにこれまで特殊な状況を想定した球以外はすべて

45°×4 1/8×35°

というレイアウトにしていた
ストローカーとしてはほぼスタンダードなレイアウトらしい


フッキングを奥にするにはこれの真ん中の数値(PAPからの距離)を増やすという方法がある


ひとつだけ、45°× 5 ×35° という走り屋レイアウトであけている球を持っているのだけど、かなり遅くなったレーンを想定したもので、実際にめっちゃ奥で止まる

レイアウトの詳しい話に興味ある方は調べてみるとネットでも分かりやすい解説している記事はけっこうあるので探してみて
(↓これとか)
https://otea-blog.com/bowling_layout/#google_vignette



で、手前でキャッチし過ぎ、を心配したのでバイオレントエフェクトのレイアウトは


45°×4 1/2×35°


とした


そのお陰か、フレッシュなコンディションにおいては、元祖エフェクトとバイオレントはほぼ同じスキッド感になった


それじゃ2つの球が同じじゃん?と思われてしまいそうだが、肝心なのはこのあと


元祖エフェクトは、フッキングポイントで止まってから溜めたパワーを爆発するかのように左に突き進む感じだった



それに対してバイオレントの方はというと・・・

止まってから一気に加速しながら曲がってくる

のだ


同じラインを投げた場合はバイオレントの方が確実にフック幅が広い


止まってからのコアの作用とキャッチ感が元祖より一段上なのだ


さらに、元祖エフェクトの「パール素材」という弱点になるのだけど
フッキングポイントを内側に合わせた時にオイルが高いと若干に弱さを感じる場合があった

それがバイオレントの場合には感じない!



というか、シンプルに止まってからの曲がりが強い分、戻ってきてるのが「抜ける」感じを少なくしているのだと思う


これは名前負けしてない、まさに動きが「バイオレント」な球を手に入れた!


ちなみに元祖エフェクト、どちらかというとフレッシュなコンディションよりはある程度稼働してた方が安定感がありラインが決めやすかったので、フレッシュコンディションで始まる大会は1〜2ゲームほど別のボールを投げ、途中からエフェクトに持ちかえ、みたいなことが多かった


序盤でも後半、メインは中盤〜終盤のさしかかったあたりに強い、みたいな


それがバイオレントエフェクトはフレッシュの開始〜中盤くらいまでに強い感じだ


元祖とバイオレント、なかなかに得意分野が棲み分けられてる


レイアウトで気付いたこと


今回採用したレイアウト、45°×4 1/2×35°


実は以前買ったブラックウィドー2.0ハイブリッドは、今とPAPが少し変化する前にあけたもので、逆算するとほぼ上記のレイアウトになるらしい

他のボールよりもブラックウィドー2.0ハイブリッドが活躍範囲が広いと感じていたんだけど、ボールそのものの性能に加えて、もしかしたら上記のレイアウトの方が自分のイメージしやすい、相性が良いレイアウトなのかもしれない


現状持っている球を新しいレイアウトにするまでのことはするつもりはない。


ただ、オイルが薄いとか短い時にどの球も「もうほんの少しだけ奥で曲がり始めてくれたら・・・」と思う場面が少なくなかったので、今後新しいボールを買った際は 45°×4 1/2×35° を基本にしようと思った



ということで、バイオレントなささやきに根負け?したら、まさかの新しい発見があったよ、というお話でした

ドリルレイアウト、もしかしたら今より自分に相性の良いものが見つかるかもしれないので、基礎情報は要チェック!


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