
自分の在り方の根幹・信念を貫くのはとても大切 ー承認大会レポート②ー
前回🔽の続き
予選通過60名で準決勝4ゲーム
上位24名が決勝トーナメント進出となる
Bシフト予選の終盤2ゲームくらいのデータから、おそらく準決勝通過のカットラインは850くらいだろうと推測した
ということは860、できれば870が安全圏
もっとも、ギリギリではなく上位での通過を目指すなら900以上は必須だ
準決勝は1ボックス4人。自分が入ったボックス、他3人は全員プロだった!
恵まれていたのは、そのメンバー。
笹島プロの師匠である須田毅プロ、笹島プロの親友の藤博文プロ、同期の崎山穂香プロ
加えて左側のボックスは、ご近所さんの鈴木辰也プロ、6年ほど前に数ヶ月だけマイボウラーに復帰していたころにチャレンジに行った鈴木ともやプロ、右側にはXを通じて僕を認知してくれていて、すでに予選のときに挨拶していた Issyさん
おかげで過度な緊張をしないで投球できた
いざ練習ボール開始。Aシフト予選からは予想以上にオイルが枯れていた。
ここでラッキーだったのは同じボックスのプロ3名のライン取りがめちゃくちゃ参考になったということ
お陰様でほぼ迷子にならなかった
いざ投球が始まると、プロの集中力は桁が違う。ストライクラッシュで、ピンを残した時点でその人は漏れなくビアフレ(そのフレームで唯一ストライクでない人)になる
飲まれてなるものかと必死に食らいついた結果257
ちなみにこのゲーム、藤プロがナインコール。やっぱすげぇ
そして2G目。1G目に比べてわずかな失投が混ざりスコアが伸ばせない。そしてターキーの後に痛恨の2・7・8のスプリットを出した。この時、自分自身もスコア画面を見ていなかったんだけど、8番ピンがやや左にズレていたのでセンサーが読み取れてなかったみたい
2番ピン1本しか取れず、⑦1となったんだけど、次のフレームで投球準備をしてスコア画面を見たら⑧1って表示されていた
このタイミングで同じボックスのメンバーも気付いていなかった
ギリギリの戦いをしている準決勝。1ピンでも多く欲しい
そのまましれっと続けるという戦略もある
イカサマはバレなければイカサマではないのだから
けど、「正直に、楽しく生きる」のが自分の信念のひとつだ
ここは自分の信念を貫き通すべきだ、ということで、ちょうど近くにいた須田プロに「さっきの俺、2・7・8スプリットで2番1本でしたよね?」と確認したうえで、スコア修正をしてもらった
フェアプレー精神大事
このゲームは202。本当は220~230を出しておきたかった。というのも、後半2ゲームはちょっと相性の悪そうな若い番号のレーンだからだ。前半勝負で470以上、後半粘って400、トータル870というプランを立てていたがちょっと雲行きがあやしくなってきた
ちなみに発表された2ゲーム目時点のカットラインは424
つまり212アベ。4G換算で848。変なところで予想当たってるよ
そして大移動しての3G目、嫌な予感は的中してしまった
他のプロが上手く合わせる中、自分は開始早々に連続スプリット
途中アジャストしてダブルを持ってくるが、ストライクになったのはそれだけ
終盤、すぐに変化し、またも痛恨の連続スプリットで157
ローハイ100ピンだよ・・・
耐えるどころか大きく落とし、3Gトータル616、カットライン635
カットライン、予想通り過ぎるだろ!
4G目。あまりにもカットラインが自分の想像通り過ぎる展開。恐らく850くらいになるだろう。残り234。
ただし、最後にカットラインが上がる可能性だって十分にある。
ということは、860にはしておきたい。ならば244以上か
ここで運が向いていたのだとあとで気付いたんだけど、入ったボックスは予選で230を打ったところ
当然ながらコンディションは予選とは全然変わってるんだけど、もしかしたら相性が良いかも知れない
3G目まで投球していたバイオレントエフェクトから、3G目の最後に頭をよぎっていた。「もしかしてドリームシフト77に変えるべきか?」
4G目の2フレまでバイオレントエフェクトを投げたが、スプリットにこそならないものの、なんとなくピン飛び元気ない・・・
ならばボールチェンジ。3、4フレでつかんで後半勝負にかけた
ストライクにこそならなかったものの、動きのイメージからアジャストラインが見えた。5フレからパンチアウトなら250アップ。870まで行ける!
しかしながら、ターキーのあとの8フレでわずかに失投してしまい、厚めの4番ピン残し。
あ・・・終わったか!?
9フレからパンチアウトで233点、トータルは849点までがマックス
ここまで来たらやることはひとつ!
パンチアウトして結果を祈る!
10フレ3投目も気を抜かず10本倒す!1本でも多く!
で、本当にパンチアウトできた。頑張った俺(笑)
いざ結果発表を待つ・・・なんかザワついてる?
流れてきた話では、カットライン24位と25位が同ピンらしい。ちなみに同ピンの場合はローハイ差が少ない方が順位が上になる
もし自分の849が同ピンなら、ローハイ100の自分は絶望的
発表されていく通過者とそのスコア・・・ジワジワと自分のスコアに近づいてくる
22位が853だったかな?
850がもう一人いたら先ほどの嫌な予感的中やん、と思っていたら23位で呼ばれました。
思わず変な声出してガッツポーズしてしまった(笑)
振返ると、2ゲーム目のスコア修正がターニングポイントだったように感じる。
スコアでは2点減少しているんだけど、ギリギリ上にいけたとか、4ゲーム目のパンチアウトができたこととか、総じて運が味方したように思う
神様は見てる!
決勝トーナメント&エピローグ編に続く