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別れには必ず意味がある

こんばんは!kimikoです。


以前からお話ししている一級建築士試験について


私は、学科から製図まで、S学院に通っていました。
製図は、先生との関わりが学科よりも濃くなるのですが
そこで教えていただいた先生方がとても良い先生でした。

一人は自分で事務所を開いている方
もう一人は設計会社に勤めている方


私が知っている「建築家」は、芸術家タイプで気や個性が強い方が多い中
その先生方は、どちらこというと穏やかな雰囲気
でも、
やっぱり穏やかさの中に
強さや軸、頑固さや彼らの固定観念も垣間見えました。


建築家の素敵なところ
それは、世の中や世の中で起きている事象を自分なりに分析する視点を持っているところ

建築はある程度思考力を持っていないとできない仕事なので
そんな思考力の深さも建築家の持つ魅力


そんな先生方とも、もう会うこともない。
そう思うと寂しいなと思うkimikoです。

でも同時に、私が新たなステージへ進む始まりを表している。


先週、採点会が終わった後に、
先生と話をする機会がありました。

私が一級建築士試験を受験する経緯や
建築に対する劣等感
今考えていること

話させてもらった時に

その先生は、複数アドバイスしてくださいました。

その中で一番心に残った言葉は
「設計は人生経験だから、数年違う仕事して戻るのもありだと思う」
という言葉。

なんだかじーんとしてしまいました。


そしてもう一人の先生からの言葉
「あなたの根性だったらきっと東京でも上手くいく」

今日、LINEで教務課の方づてに届いた言葉です。

涙が出ました。


私は、東京のアトリエ設計事務所を入社二ヶ月で辞めて
根性もないし体力もない。
建築への気持ちもない。

そんなふうに考えていたのです。

でも
この一年間の建築士試験に取り組む姿勢を見て、
私のことをそんなふうに捉えてくださったのかと思うと
私にもちゃんとやり抜く力があったのだと
第三者の視点から教えてもらいました。

こんなふうに最後だからこそ、交わせる言葉があって
それが自分にとってかけがえのない言葉となっていく。

そう思うと、別れも悪いものではない。

そして、別れは同時に出会いへの始まりをもたらすとも考えています。
別れにより感じる感情も、
それが強ければ強いほど、
自分にとって大切な経験となります。

今まで、私はそれを実感してきました。

そして今のこの気持ちもきっと、私にとって意味があることです。



みなさんも、大切な人との別れがあると思います。
それは一過性のものかもしれないし
永遠かもしれません。

それがどんなに悲しくても
いつか、その経験が、自分にとって大切なものだったと気づく瞬間があります。
だから、別れを悲観せず、
今を、未来を生きてください。



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