物事を長く続けられない自分
私は2年前まで、「長く続けられない自分」を責めていたな〜と思い出したので、そのことを書こうかと。
母 「あんたは何やっても続かない」
物事を長く続けられない、とはいえ、小学校〜高校まで吹奏楽をやっていたし、会社だって7年間同じ会社だった。
だけど子供の頃に植え付けられた記憶はすごいもので、母から言われた「あんたは何やっても続かないから…」がいまだに効いていた。
この言葉は1度しか言われた記憶がない。
学習教材「こどもチャレンジ」の付録が欲しくて、チャレンジをやりたい!と言った時に言われた言葉だ。
当時、私はピアノ・水泳・そろばん・習字…と習い事をいくつかしていて、いつも(?)「今日、行きたくなーい。もう辞めたーい」と言っていた気がする。
なかなか辞めさせてもらえなくて、嫌だったなぁ。
大人になって「やりたいこと探し」をする中で
自分でも「私は何も続かない」って責め出したのは大学生くらいからだったと思う。
今まで(吹奏楽)と違うことがしたくてテニサーに入るも、すぐ辞める。
仲間や趣味が欲しくていろんなサークルを覗くも、すぐ辞める。
彼氏とも続かない。
何かが好きで、ずっと続けている人が羨ましかった。
社会人になり、吹奏楽に舞い戻るも、
重い楽器を背負って、大切な土日を捧げる程好きにはなれず、彼氏が出来たら辞めた。
そして約2年前、会社を辞めてから本格的に「やりたいこと探し」をし始めた時も「辞めること」への罪悪感がすごかった。
「行きたくないな〜」が続いたら
会社を辞めて、まず始めたのは「ネイルの世界」。
入会金を払い、材料を揃え、必死に講座を受けた。
だけど2ヶ月もしないうちに、講座に行きたく無くなった。
うちの旦那は「物事は続ける主義」。
続けてたらそのうち分かるとかなんとか(?)言って、続けなよ、と言われていた。
しかし毎週、「行きたくない〜、あ〜行きたくない〜」と言い続けたら
「もう辞めなよ!」と逆ギレされ、
講師の先生に泣きながら電話をしてネイル講座を辞めた。
その後、陶芸倶楽部に入り、
「これこそ私がやりたかったこと!」とまで感じて熱心に通ったが、
2ヶ月程でまた「なんか行きたくないな」と思い始めた。
これまた旦那に「続けなよ」と言われ、ダラダラと月謝だけ払って休んでいたが、コロナが始まり、思い切ってやめた。
ネイルも陶芸も、詳しくは割愛するが、どちらも「辞めづらい」状況だった。
でも自分の中で最低限の礼節を守って辞めさせて頂いた。
自分の気持ちを大切にしてあげる
その後は、ライザップ的なものに通い始めた。
1回あたりのトレーニングに換算すると1万5000円程するのだが、
ある日レッスンの直前に、ど〜〜〜しても「行きたくない!」と思ったのだ。
いつもは「お金がもったいない」と言って行き、行った後は「なんだかんだ行って良かった〜」と思うのだが
その日はどうしても行きたくなかった。
その日の午前はたまたまカウンセラーと話す機会があり、相談してみた。
「Kimiちゃんが行きたくないっていうなら、1万5千円捨てても休みなよ。
それだけ自分を尊重して、自分に優しくできるってことだよ。
1万5千円なんて、どーせいつもしょうもないことに使ってるでしょ笑」
その日はお休みしたのだが、心が感じていたのは罪悪感よりも暖かさだった。
自分の中に「やりたい」があれば続く
そんなこんなでいつも途中から「行きたくない」と思い始める私。
お金がもったいなくて、いつも「行かなきゃ・・・」と思っていた。
そんな私も半年間のカウンセラー養成講座は最後まで楽しく受講できた。
初めて、勉強が楽しいって思えた。
そして今、今まで最も苦手だった「早起き・朝活」をしている。
これまでの人生、早起きが大嫌いで、習慣づけようとしては毎朝苦しい思いをして挫折していた。
人生で何度も繰り返したもんだから、本当にトラウマレベル。
しかし先日、「今の自分にとって必要。やりたい」と心から思い、無謀に再挑戦し始めた。
毎日毎日試行錯誤。
ポイントは
どうしたら自分が気持ちよく朝起きられるか。
一日だけ二度寝してしまったけど、その日は後悔(やれなかった後悔ではなく、やらなかったことによる後悔)がすごかったので「多少辛くても、やっぱりやりたい!」と思い
今ではほぼ1ヶ月続いている。
私的、「続ける」のポイント
・回避型「〜しなきゃ、〜しないとあーなる」ではなく、自分の喜びのために「やりたい」と思えること
・自分が気持ちよく続けられるために日々工夫していく
・やりたくない日は、たとえ損しても「無理にやらない」
今やりたいことがない人も、数年すれば(笑)小さなやりたいこと(早起きとか)が出てくる。
それ以外は興味の向くままに挑戦して、「やりたくない」が続くようだったら辞めればいい。
すぐに何かを始めて、辞めちゃう人は
自分に色々経験させてあげた優しい人。
もし少しでも「輝いた」「美しくなれた」と思われましたら、サポート頂けると嬉しいです。輝きを世の中に循環させて頂きます。