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逆算人生。

効率よく、確実に、より正解と言われるものに近く。
そのために必要なことの1つが 逆算 だと思う。
目的を決めて、若しくは自分の立ち位置を客観視して。
最適なものを、最短ルートで。逆算、逆算。

若いころは高校・大学の進学、場合によって就職まで推薦で進んだり、
社会人になってからは転職活動などなど、
さまざまな場面で逆算して進んでいく。
困難に向かって立ち向かうという印象の強い目標とはちょっと違う、
したたかさを持った言葉が逆算だと思う。
女性は特に身体的理由などから人生を逆算しないといけない場面が多いと感じる。

アラサーになって、私にはこの考え方の意識が薄かったなーと思う。
目的がぼんやりというか、解像度が低かった。笑
【トニカク!!!目の前のことを!!必死でやる!!!】
【結果は後からついてくる!!!】

間違いではない、それも正論。
若さのエネルギーを感じて大変よい◎
ただ、「【今】は未来と地続き」ということも、紛れもない事実。


高校生くらいから、漠然とで良いから5年、10年先を考える癖があればベストだったなーと思う。
もうちょっと社会の仕組みがわかってれば、というのと同意なのかな。

まあそんな昔のこと考えても仕方ないし、
実際高校大学時代は はちゃめちゃ最高だったので良いんですけど。
あの頃の勢いしかない自分に言っても「ワカリマセン( ゚Д゚)」ってぽかん顔されるだろうし。笑

自分自身が結構流されやすいというか、
目的としてた場所に入れるとそこで満足しちゃうタイプだと最近気づいた。
だから、その場所に入るために一生懸命頑張るし、
入ってからは周りについていきたい!と頑張ることで満足したり、
燃え尽きるまで頑張っちゃう。

だけど、学生生活も数年通ったら高校、大学と受験をして次のステージに行かなきゃならないし、
社会人になっても自分に合う職場じゃないと思ったら
その場を離れて次の場所を探さないといけない。

ずっと同じコミュニティに留まることって難しいよね。
もちろん最初に入った会社が自分にすごく合ってて終身働く人もいるし、そういうご縁もあるんだけど。

ただ、「違うな」という自分の感覚を信じたり、
「ここにいて身につくものは○○、身につかないものは●●、自分に必要なものは何なのか?」
「5、10年後自分はどうなっているか、どうなっていたいか」
ということを論理的にジャッジして着実に転職活動をしたり、
今を楽しみながら同時並行で次のステージを考えて行動する人もたくさんいる。

私は割と、【今】に焦点を当てがち。
【今】目の前のことを頑張ったり、その時目の前にいる人に一生懸命になりすぎる。
その結果燃え尽きたり、「違う、辛い」と気付いていても続けたり。

これからは目の前のことに冷たく、というか冷静になって、
時には割り切って。
自分のことだけを考える時間や心の余裕を作ることを優先していきたい。
もう1人の自分を作るというか。
自分の人生を長期スパンで俯瞰で見るような人をイメージしてね。


冷静になって、自分に集中する余裕を作らないと、先のことは考えられない。
目一杯働いているときに「5年後は?10年後は?」って聞かれても
「は???」ってなるよなーーー😢
だから時には冷たいと思うくらい割り切ることも私には必要だと思う。
前職に居たときのノート見返しても「辛い」しか書いてないからな、、、笑

大人だし、人それぞれの人生だからそういうことって誰も言ってくれないよね。
職場の上司と今後の面談とかあるけど、上司は目の前のことを目一杯頑張る部下がいたらもちろんその方が都合良いし。

言ってほしかったら適している人を探して相談するとか、
自分でアクションを起こすしかない。


人生をゲームとして考える、攻略するってよく聞くけど、
アラサーながらやっと意味が分かってきた気がする。
聡い方は10代から気付いていることなんだろうけど、、!

もちろん人生ってそんなうまくいかない。
特に他者の介在する就職や恋愛・結婚などは【頑張れば結果が出る!】というのもとは違ってご縁のような目に見えないものもあるし、
途中で自分の考えが変わることもある。

でも先々を見てる人はたくさんいるし、
それによって生きやすくなることもあると思う。

私は自分の直感や考えを信じるということがあまり上手にできない。
年齢と経験を重ねてもっと自分を信じられるようになりたい。
夢中なることもとっても大切だけど、
人生って短いようで、考え方によっては長い。

折に触れて自分にだけ、自分の人生にだけ焦点を置いて
5年、10年後を考える時間を、余裕を作っていきたい。

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