字が正しく書き写せない原因は「4」?
まだ、字を書くことができない長女。そんな長女に粘土で字を作らせてみました。すると・・・
「む」「す」を粘土で正しく作ることができました。
「れ」「w」は粘土で正しく作ることができませんでした。
いったい、何なんでしょうか。直線や曲線は認識できるけれど、屈曲(折れ)が認識できていないんでしょうか。それとも画数の問題でしょうか。それとも、もともと「折れ」というのは、難しい概念なんでしょうか。
やっぱり「4」は難しい?
長女の「む」「す」の粘土での作り方を見ていると、結ぶ部分(丸◯)は最後に付けていました。一見、難しそうな字ですが、◯を除いて考えると、「む」は線(直線・曲線)が3本、「す」は線が2本です。それに比べ、「れ」「w」の折れ部分を複数の線で構成されていると考えると、「れ」は線が4ないしは5本(書体による)、「w」の線は4本です。やはり長女にとって、4は難しいのでしょうか。以前、記事(数字の4が難しい子に)にも書いたのですが、長女は指数字で4がなかなか分かりませんでした。親としては今では指数字の4を理解したと思っていたのですが、実はそうではない可能性が出てきたました。長女は物の数を数えることは50くらいまでできます。しかし、数えることと、視覚的に捉えることは別だと考えます。数字を視覚的に捉えるための支援を工夫していきたいと思います。続編は後日書きます。
字が書き写せない原因のひとつ
字が書き写せない、正しく書けないと言うと、ディスグラフィア(書字障害)が思い浮かびます。このディスグラフィアの原因ははっきりしていません。様々な可能性の中から、障害がある子に合った支援を考えていきます。
自分は専門家でないため、詳しいことは分かりませんが、字が書き写せない、正しく書けない原因の一つに4本以上の線を捉えられないことがあるのかもしれません。