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「不安」の循環を断ち切る

水の循環

海の水は蒸発し、凝結し雲となり、雨となり、再び海の水へと、水は循環しています。この水の冒険はずっと続いています。

自分は、いわゆる前世とか後世とかは信じませんが、以前なんらかの生命体に含まれていた水が、今の自分の体に含まれており、自分から出ていった水がまた、いつしか次の生命体に取り込まれることはあると思います。精神や記憶は引き継がれませんが、物質的には輪廻転生していると考えてもよさそうです。

気持ちの循環

「不安」のような気持ちは循環するのでしょうか。

不安にはいろいろなものがありますが、例えばいじめで考えます。いじめられているときには、黙っていても不安は消えません。むしろ、何もせずにいると不安は大きくなっていきます。不安を減らすには、努力が必要です。努力しないと二酸化炭素が増え続ける今の社会に似ているようにも思えます。

脱炭素社会をつくるためには、二酸化炭素を出さない、さらには二酸化炭素を資源として活用するカーボンリサイクルなどの技術開発を進めていく必要があります。

誰も心地よく過ごせる社会をつくるため、不安の原因そのものを取り除く、さらには不安を緩和するために、誰かに相談したり不安を忘れるくらい夢中になれることをもったりする必要があります。

不安の原因を取り除くことが難しいときは、不安を原動力に、夢中になれることを見つけ、自分を磨き、新しい自分を発見していくことが大切なのではないでしょうか。負の気持ちを正の気持ちとしてリサイクルしていくことが持続可能な自分をつくる、不安に打ち勝つ一つの策になりそうです。


不安が二酸化炭素なら、幸せを水のように循環させたいものです。


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