中国短期留学⑪羊がいれば、生きていける

ついに内モンゴルへ到着し、私たち女子大生は360度見渡す限り草原しかないところで、モンゴルの人たちから歓迎を受けました。

歓迎の印に、白酒を飲みました。
アルコール度数は40度と言われた白酒を飲むと、ほんの一口だったのに喉かカーッと熱くなったことを覚えています。

その後、モンゴルの文化の説明を聞きました。
いろいらな説明を聞きましたが、特に印象に残った話は、とにかく羊が生活の全てということです。

食べ物→羊の肉
飲み物→羊の乳、または乳で作った酒
着るもの→羊の毛皮

歓迎の料理として、子羊の丸焼きを出されたことが忘れられません。ついさっきまで生きていたに違いないと思われる子羊が、伏せた姿勢で且つ丸焼きになった状態で、ステンレスのお盆にのせられて運ばれてきました。

肉は美味しかったけれど、命をいただいていることをリアルに感じられた一時でした。

つづく

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