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20本! 鉢上げしたよ🌱パキラを種から育ててみる#10

パキラの種を水に浸す作業から始めて24日目。
ついに水苔生活から土の生活へと移りました。
やったね。🤗
よくぞここまで育ってくれた。


🌱パキラを種から育ててみる#番外編』でお見せした鉢上げ前日の様子が下の写真。

鉢上げ前日のパキラの幼苗
色鉛筆はパキラの茎の太さが分かるように刺してみた


種10個を購入し、1個だけが発根にも至らず。
発芽率9割は高い?
しかしながらパキラは多胚なので、1個の種から多いと4本も発根発芽したわ。
ひとつの胚しか持っていなかった種は1個だけだった。

おかげで?20本も鉢上げすることになっちゃった。
すべて順調に成長したらどうしましょ。
置き場に困るね。汗

20本のパキラの幼苗

バスケットに入っているモノは 2.5号(Φ65mm)の深型ポット。内側の深さは95mm。
奥にある4本は3号(Φ90mm)の深型ポット。内側の深さは140mm。

奥の4本は根の生育が良く長かったので、必然的に大きい方の3号ポットへ。

幹となる茎の付け根が、すでにぷくりと膨らんできている個体もあってビックリ。
小さくてもパキラだね。

どれもが同程度に育ってくれていたら、バスケットに全部が入って管理しやすかったのに…。
水やりの時の室内と屋外の行き来とか。

大きく育ってくれてるのだから文句言うな。😅



作業手順

  • パキラの幼苗を入れるポットと用土を準備。

  • 水苔の容器からパキラの幼苗を出し1本ずつバラす(バラさなくてもいいしソコは自由に)。根が乾かないように根の部分を水苔で包んでおく。

  • 苗の根の長さに合わせてポットに必要量の用土を入れたら苗を置き用土を加える。根を包んでいる水苔も一緒に入れているので、土に隙間ができないよう割り箸などで隙間を埋める。

  • 水をたっぷりかけて、ウォータースペースに水苔を乗せたら完了。活力剤のメネデール水をかけてあげると尚良し。



鉢上げしたばかりの今日のところは、土の乾燥を遅らせるため用土の上に水苔を乗せてるけど、徐々に量を減らして、根が張って活着を感じた頃には用土だけにする予定。


その用土だけど、今回はオリジナルブレンド。

硬質ポリポットを使用したので、土の乾きは素焼き鉢と比べるとゆっくりのはず。

今の苗の大きさが幼苗なので乳児や保育園児みたいなものだから今はそれでもいいけど、背が伸びて本葉が4〜5枚くらい出てきて幼稚園児くらいになれば、オムツが取れるかのごとく、 土を湿らせ気味にしておく必要はなくなるので、ある程度は保湿性があっても水はけが良い土にしておきたい。



ブレンドした用土は、

  • 赤玉土(小粒):6

  • 鹿沼土(小粒):1

  • ひゅうが土(小粒):1

  • ピートモス:1.5

  • ゼオライト:0.5

混ぜたらこんな感じ。

パキラ幼苗用の用土



ポットの底部には赤玉土(中粒)を敷いたわ。
スリットのポットなので鉢底石等を敷く必要はないのだけど一応ね。

ポットで成長するには狭くなって根詰まり気味になったら、苗もそこそこ大きくなってるだろうし、できれば素焼きの植木鉢に植え付けてあげたいな。

素焼きだと土が乾きやすいから、また用土の配合を変えなきゃね。




まだ鉢上げできていない幼苗

生まれた?時に小さすぎたけど、徐々に大きくなってきてるから、育て主としては嬉しいのよ。

小さすぎるパキラの苗4本
画像が暗く、見にくくてすみません…


我が家では極小未熟児扱いになってて、新生児室?(笑)でお世話している最中。

この大きさでも、殻を外した時の大きさと比べれば、ゆっくりだけど育ってる。
葉っぱも緑色が濃くなった。



下の写真が殻から出てきた時の大きさ。
比較対象のない写真じゃ大きさがわからないね😅

殻から出てきた時は極小未熟な状態だったパキラ


大人になれるかどうか分からない大きさの幼苗だけど、できるだけのことはしてあげよう。


最後に、発根しなかった種

種のお世話開始から
24日間を経過しても発根していないパキラの種


根が出る兆候、殻が割れて開き、根の先が見えてるのに根が出てこない。難産?😞

傷んで腐ったような嫌な臭いなどもしないし、いったん水苔から出してメネデール水に浸し、再び水苔の中に戻したよ。

種の採取日(3月13日)からまだ1か月は経っていないから、あと1週間ほどだけ様子見してみるわ。



今は家の中にパキラがいっぱいだけど、何本が大きく育つかしらね。
全滅だけは考えたくないわ。



つづき
🌱個体を認識するため個々に名(アルファベット)を付けた話』へはこちらから


未熟生まれパキラの成長🌱パキラを種から育ててみる#番外編パートⅡ』へはこちらから




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