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カメラと歩く台湾の旅 Vol.5

まだまだ続く台湾一周の旅。花蓮2日目の様子をお送りしたいと思います。あんまり天気がすっきりしない一日でしたが、楽しく過ごすことが出来ました。それではどうぞ。

※これまでの記事はマガジンにまとめていますので、こちらも宜しければご覧ください。

花蓮2日目は有名観光スポット「七星潭」へ。本来なら青い空と海、そして山とのコントラストが最高なのですが、この日はあいにく曇り空。それでもずーっと続く海岸と激しく打ち寄せる波、そして高くそびえる山が圧巻です。
海岸には誰かが積んだ石がそこかしこに。大小7個以上の石を順に積み上げると願いが叶うとか。
海岸をずっと歩いていくと、こんな石碑もありました。海岸沿いはずーっと綺麗な遊歩道が整備されているので、景色を見ながらノンビリ散歩するのもおすすめ。
七星潭観光を終えたら花蓮市内へ。ホテルに戻る前にちょっと寄り道して「花蓮文化創意産業園区」に立ち寄りました。日本統治時代から残る酒工場跡地を使ったおしゃれスポット。
建物の感じがなんとも昭和な雰囲気で、かっこいい。
でも、建物を格好よく撮るのって難しい…。
市内観光を終えたらホテルで休憩して、夜ご飯に出かけます。この日の夜ご飯は冬の台湾と言えばこれ!「薑母鴨(ジャンムーヤー)」。簡単に言えば、鴨肉の薬膳鍋?かな。自分も嫁さんも大好きな台湾料理。こんな感じで煮えたぎる鍋を囲んで食べます。
大きな鴨肉がゴロゴロ入ってます。がっつりショウガが効いていて、鴨の出汁とごま油、そして薬膳の味が複雑に絡み合った、なんとも言えない深い味がします。
基本セット以外にも色々追加の具材が選べますが、個人的にはハツがお気に入り。毎回頼んでます。味が濃くて、臭みもなく、スープとの相性もばっちり!
ちなみに今回訪れた「霸味薑母鴨」というお店、チェーン店なので別に花蓮じゃなくても食べられます。この鳥のイラストが目印。写真はここのオリジナルビール。お鍋との相性抜群のビールです。訪れた際は是非お試しください。
今回は足も入っててびっくり。ちょっと生々しいので苦手な人は要注意(勝手に入ってるのでどうしろっていうんだという話)。
その後は東大門夜市へお散歩。この日は12月31日だったので、年越しイベントをやってました。薑母鴨でおなか一杯だったので、屋台を眺めておしまい。
花蓮はずーっとまっすぐ伸びる道が見てて楽しい。左右の看板も色とりどりで賑やか。
ホテルに戻る前に締めのデザートで豆花を食べにこちらのお店へ。飾り気のない、渋いお店ですが評価は4.8の高評価。
決して派手じゃないですが、豆花は豆の味もしっかりして美味しい。真ん中に乗っているのは砂糖氷?で、溶かしながら食べると優しい甘さが広がります。何よりご主人がとっても優しくてホッコリしました。そんなこんなで花蓮2日目、そして2024年は終わったのでした。
あけて2025年1月1日。花蓮をあとにして台北へ向かいます。朝食は前の日に買っておいたエッグタルトとホテルのコーヒー。
花蓮駅に到着。特急で北上します。
その前に、朝ご飯第2弾(!)ということで、駅の中にあるこちらで台鉄弁当を購入。
ちょっと美味しそうに撮れなかったのですが、確かこれは花蓮限定のお弁当。上にチャーシューがのっていて、おかずも色々入ってます。結構全体的に程よくあっさり目の味付けで、パクパク食べられます。
こちらは「剝皮辣椒雞弁当」。花蓮の名物の「剝皮辣椒」という、唐辛子の醤油漬け?を鶏肉と一緒に似たものが入ったお弁当です。これが本当に美味しかった…唐辛子のピリッとした辛さがアクセントになっていて、いくらでもお米が食べられます。お土産で買えばよかった…。
海岸線の絶景を窓から眺めつつ、電車は北へと向かいます。

以上、花蓮2日目の様子をお送りしました。花蓮滞在中に年越しをしたわけですが、特にこれといってイベントに参加するわけでもなく、ホテルの部屋でテレビ見ながらゴロゴロしてたら2025年になっていました。まあ、台湾も年越しの本番は旧正月なので、そんなに「年越し!」っていう雰囲気が無かったですね。

花蓮は、美味しいグルメや市外からアクセスしやすい観光スポットもたくさんあるので本当におススメです。アクセスも、台北からなら特急に乗ればそこまで時間はかかりません。台北以外の観光地だと、どうしても西側がクローズアップされがちですが、東側のエリアはまた違った魅力にあふれた場所がたくさんあるので、まだ訪れたことが無い方は是非行ってみてください。新たな台湾の魅力を見つけることが出来ると思います。

さて、次回は台北周辺観光の様子をお送りします。

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