スペイン🇪🇸3都市を巡る旅。~明るい!美しい!おいしい!の3拍子~
現在2024年9月。
すごーく久しぶりに記事を書きます。もはや回顧録です💭
時間空けるくせに書き残しておきたい気持ちもあり、超マイペースで進めています、、、
今回書くのは、2023年の5月のスペイン旅行のこと。
留学中のことではありますが時間が経ちすぎなので、これまで書いていた「〜シェフィールド留学〜」はタイトルに書きません。
でもスペインすごく好きな国だったから、頑張って思い出しながら書くぞ!!(^o^)
この旅行は私がイギリスに留学中に、母がGWを使ってこちらに来てくれた時に一緒に行ったものです。
イギリスだけっていうのももったいないねとなり、スペインにも行こうってなりました。ずっと行きたかった国なのでわっくわっく!❤️🔥
今回はグラナダ・コルドバ・マドリードに行きました。
1つ1つ順番に👇
🌟グラナダ―アルハンブラ宮殿を臨む町―
ヒースローからはグラナダへの直行便もありますが、フライトの時間と料金のこともあり、マドリード空港まで飛行機、マドリードからバスでグラナダへ向かいました。
バスは5時間くらいだったのですが、見渡す限り平野の一本道をひたすらに進んでいました。
着いたのが夜だったので、その日は近くのスーパーで食料を買い、そのままホテルへ。受付のお姉さんがとっても明るくて優しくて良い方でした🥰
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次の日は朝からアルハンブラ宮殿へと向かいました。
アルハンブラ宮殿が位置するグラナダは、かつてイスラーム人にその地が支配されていた時代に、スペイン最後のイスラーム王朝であるナスル朝の首都として繁栄していました。アルハンブラ宮殿の建設は13世紀前半にムハンマド1世によって始められてから歴代の王によって増築され、14世紀後半に完成します。しかし1492年、レコンキスタ(キリスト教徒による国土回復運動)により制圧されたグラナダはついに陥落し、イスラーム王朝は滅びることになります。イベリア半島がキリスト教徒に明け渡されてからもアルハンブラ宮殿は残り続け、イスラーム芸術の象徴として今では世界遺産に登録されています。
ちなみに、、、
アルハンブラの中にはナスル朝宮殿、アルカサバ、ヘネラリフェ庭園という大きなエリアがあり、これらの入園には決まったチケットの購入が必要です(カルロス5世の宮殿等、3つのエリア以外のところはチケットなしでも見られます)。特にナスル朝宮殿は一番の見どころで、アルハンブラに行くのであれば絶対に入るべきです!!その分チケットも売り切れるのが早く、3か月前から販売を開始していますが、私も2か月前に取ってその時にはすでに少なくなっていました。。
話しを戻して、、、
ホテル近くのバス停から10分ほど乗り、C30orC32のバスに乗り換えです(この2種類のバスがアルハンブラ宮殿の近くに止まるバスです)。
終点まで行くと、近くには「Puerta de la Justicia(裁きの門)」が現れ、ここからアルハンブラ宮殿への冒険がスタートです(ここからだけでなく、様々なルートがあります)!今回はアルカサバ➝ナスル朝宮殿➝ヘネラリフェ庭園と回っていきます。
門を抜けていくとアルカサバが見えてきます。ムハンマド1世によって建設された城の遺跡です。
上からの景色は本当に最高です。赤茶色の屋根が連なり、街全体が見渡せます。この日は天気もすごく良くて、青い空とのコントラストもあり、ずっと見ていても飽きないものでした。
ナスル朝宮殿はチケットを取る際に入場時間を決め、その時間になるまで入ることができません。なので、ナスル朝に入る時間に合わせてルートを決めるといいですよ。
いよいよお待ちかねのナスル朝宮殿。それはそれはもう圧巻としか言いようがありませんでした。まずはこんな豪華な宮殿を、今ほどの技術がない中で建てたということへの驚き、そしてなんといっても内部の細かな装飾の美しさです。
分かりますか、⇧の写真の壁に掘られた彫刻の細かさ。1マスごとに少しずつ違うんですよね。これが床や天井にも施されているんです。もうウットリです。。。
素晴らしさをみなさんにも知ってほしいのでたくさん載せちゃいます👇
「ライオンの中庭」はナスル朝宮殿の中で一番有名なところです。
世界史を勉強していた人は、資料集で見たことある人もいるのでは…?
その後はヘネラリフェ庭園へと向かいました。
こちらも見たことある人いるのでは…?
入ってから全部見終わるまで、私たちは5時間ほどかかりました。
美しすぎてじっくり見ていたらいつのまにかそのくらい経っていました😅
でも本当に心の底から満足でした!!
グラナダ行く人は、ぜひアルハンブラ宮殿に足を運んでみてください♬
🌟コルドバ―イスラーム文化とキリスト文化の融合―
グラナダからバスで3時間。次の目的地、コルドバにやってきました。
こちらもアルハンブラと同様に、かつてのイスラーム王朝である後ウマイヤ朝の首都として栄えました。イスラーム文化とキリスト文化が入り混じり、街中にはイスラム建築とゴシック建築が点在しています。
町の南方を東西に流れるグアダルキビル川にかかるローマ橋は、紀元前1世紀に建てられました。橋を北側に進んだ先には、メスキータが見られます。
街中も白壁で細道で、壁には植木鉢がかけられていて、歩いててワクワクします。
スペインフード、Tortilla(ジャガイモの入ったオムレツ)と生ハムもいただきました😋
コルドバ最大の観光地は「メスキータ」です。
メスキータは後ウマイヤ朝を開いたアブド=アッラフマーン1世がキリスト教会を買い取りモスク(イスラーム教徒の礼拝所)として改築しました。「メスキータ」とは、スペイン語で「モスク」の意味です。
その後メスキータはレコンキスタによって再度キリスト教徒の手に渡りました。
そのためか、メスキータ内部にはイスラームの礼拝堂とキリスト教徒の礼拝堂が共存しています。
この光景もけっこう有名ですね👇
ちなみに!
メスキータは本当なら入場料(€13くらい)がかかるのですが、月~土のAM8:30~9:30の時間帯だけは無料で入れるんです!
私もこれで行きました。朝行くとけっこう人が並んでいます。人数制限とかは恐らくないですが、早めに並べばその分早く入れます。
私は1時間だけでも十分堪能できました。
🌟マドリード―活気溢れるスペインの首都―
最後の目的地は、スペインの首都マドリードです。
コルドバから鉄道で移動しました。2時間30分ほどで着きます。
首都ということもあり、グラナダやコルドバとは違い、現代的な雰囲気です。
マドリードの宿のお姉さんもすごく明るくて親切でめっちゃ良い人だった💖
まずはマヨール広場へ。
広場の中央にはフェリペ3世の像が立てられ、周りは壁に絵が施された建物で囲まれています。
スペインは日本と同じように王室があります。
👇はマドリード王宮、またの名はオリエンテ宮です。現在、国王はここに住んでいませんが、公式行事の時などに利用されるようです。
マドリードでもスペインフードを堪能♡♡♡
これでスペインの旅はおしまい!!
けっこうボリューミーな記事になってしまったこと、ご容赦ください、、、でもそれくらいにスペインは魅力が詰まった国です!
人柄が明るくて、美しい町並みで、ご飯も美味しい!の3拍子です✨
私はスペインが大好きになりました!!
次は今回行けなかったバルセロナでガウディの建築を見てみたいな~
ここまで読んでくたさった皆さんありがとうございます!
ではでは~
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